デュアルディスプレイを導入したくなり新たにモニターを購入しました。
近年ではモニターの価格が非常に安くなっているので、導入それ自体はそれほどハードルは高くありません。
しかし、物理的にモニターが2つ並ぶことになるので、場所の確保の方がけっこう大変だったりします。
あっちこっち片付けて、机の上の余計な物を移動してようやくモニターを並べられるスペースを確保しました。
今回はモニターのレビューとともにデュアルディスプレイの使い心地を紹介したいと思います。
Dell ワイドフレームレスモニター 23.8インチ S2421HSレビュー
購入したのは、Dell ワイドフレームレスモニター 23.8インチ S2421HSです。
アマゾンで値段は1万5000円くらいでした。DELLのモニターはセールで時々安くなるので、うまくいけば結構安く買えたりします。
しかもこの値段でドット抜けがあった場合無償で交換してくれる保証付き。スピーカー無しですが、モニタースタンドが色々調整ができるのも好ポイント。
DELLのモニターは色々なタイプがあってわかりづらいですが、自分が必要な機能がある物なのかしっかりスペックを確認しておきましょう。
スペック
画面 | ノングレア |
解像度 | 1920×1080 |
コントラスト | 1000:1 |
輝度 | 250 cd/m2 |
液晶タイプ | 23.8インチIPS液晶 |
入力端子 | HDMIx1、DisplayPortx1 |
VESAマウント | 有り |
リフレッシュレート | 75 Hz |
その他の機能 | ブルーライト軽減 |
ピボット機能(画面回転)※ | |
サイズ:幅x高さx奥行き | 537.8×446.8×159.7 mm |
※ピボット機能は、画面を縦にして使える機能なのですが、付属の台を使用しているとモニターを縦にすることができないので、この機能を使いたい場合は、モニターアームが必須になります
まずは開封・中身チェック

届いた箱はこの大きさ。横幅が結構あります。27インチくらいが入ってても違和感はないかもしれません。

箱の中は2段になって入っていました。上段にはケーブルとスタンド。
結構隙間が多いですね。他のタイプだともっと色々付属品があるのでしょうか。

下段にはモニター本体が入っています。こちらも内部は結構余裕があります。27インチでも同じ大きさの箱で来そうな印象。
共通の箱のサイズを使う事でコスト削減といった所でしょうか。

内容物全部並べてみました。ケーブルはHDMIとディスプレイポート(DP)用が付属しています。

モニターを逆さまにして撮影。HDMIとディスプレイポート、音声出力用のポート、電源コード用のポート。見えづらいですが、左側にはスイッチ類があります。
組み立ては簡単

土台になる部分とモニターを設置する部分を接続します。土台部分の裏にねじがあるのでこれをまわしてしっかりと接続します。写真のように持ち手があってドライバー無しでも作業ができます。地味に便利ですよ。

土台にモニターの接続部分を装着しました。簡単です。
あとはモニターをくっつけるだけ。

スタンドの出っ張りをスライドして差し込むだけで簡単に接続できます。こちらもネジはいりません。
モニター本体も軽いので持ち上げるのもそれほど苦にはならないはずです。
15年くらい前のモニターは本体もかなり重くて動かすのも一苦労したものです。
可動範囲と注意点


横の可動。これだけ動けば問題ないでしょう。たぶん標準的な動きだと思います。


上下の可動範囲。机からモニター下までの高さが最大で13センチ最小で3.5センチくらいまで動きます。モニターをちょっと下から押すだけで簡単に動きます。
モニターを縦に回転することもできますが、残念ながらスタンドの高さが足りないため完全に縦にはできませんでした。途中で机にぶつかってしまいました。
後は前後にモニターを傾けることも可能。あまり使わないとは思います。

電源のランプは白いLED。
PCの電源を切った状態だとこのランプがゆっくり点滅します。
個人的に真っ暗な部屋でも眩しい感じはしませんでしたが、気になる人はスイッチを切りましょう。この光ってる部分が電源スイッチになります。
画質調整などの機能

輝度、コントラスト設定:明るさ、コントラストを設定できます。あまり明るすぎても目が疲れるのでやや暗めがおすすめ。消費電力もやや少なくなるとも聞きますし。

入力信号:ここでモニターとPCの接続方法を選択します。DPはデジタルポートのこと。

色:色味の変更が可能。プリセットには暖色、寒色などがあります。

ディスプレイ:アスペクト比も変更可能。正直この辺りは使わない気がします。

メニュー:このメニューの設定です。ロックしてメニュー操作できなくしたりできます。

カスタマイズ:LED電源ボタンでは、ディスプレイがオンの時にLEDを消すという設定ができます。残念ながら、オフの時に消すという設定はできない。

その他:ファームウェア情報など。
デュアルディスプレイとして設置

左が今回買ったDELLのモニター、右が今まで使っていたイーヤマのモニター。フレームはどちらも極小なのですが、DELLの方がさらに2ミリくらい薄いです。
また、イーヤマのモニターは下の部分がDELLよりも1センチくらい幅があります。


僕の運用は、DELLをディスプレイポート、イーヤマをHDMIで接続しています。今使っているPCにグラフィックボードがないので、HDMIを2つで接続ができなかったためです。
ディスプレイポートだとPCをスタンバイ状態から復帰させると、アイコンやウインドウの位置が画面端にまとめられるということもあるそうなのですが、今のところ僕はそういうことにはなったことはないです。
HDMIは、切り替え機に接続して、PS4と画面を切り替えられるようにしています。
イーヤマにはモニターアームをつかっています。
DELLの方も今まで使っていたアームを取り付けようと思っていたのですが、既存のスタンドの土台部分が思ったよりも薄くて、モニター下の使用に支障がなさそうなので、そのまま使うことにしました。
付属のモニターの電源ケーブルは太くて硬いため、取り回しがけっこう制限されます。
別売りのこちらのケーブルは細くて使いやすくお勧めです。
画質と感想
画質ですが、僕は明るさを少し暗めにした以外は、デフォルトで使用しています。
イーヤマの方と比べるとDELLの方がコントラストが強めでシャープな印象です。基本的に接続すれば面倒な設定は特にいらないと思います。
一つ気になったのは、ブラウザで画面をスクロールしていると文字が若干残像が残る感じがあったことです。
これに関しては設定で、応答速度を「普通」にしたら違和感はなくなりました。
ただ、これに関しては、僕のPCの環境のせいかもしれないので必ずしも同様の現象が起きるかはわかりません。
最後にデュアルディスプレイを使った感想ですが、これはかなり便利ですね。ウインドウやタブをいちいち切り替えなくていいというのは思う以上にストレスがなくなります。
Windows10には仮想デスクトップという機能があるので、複数のウィンドウを使うときには便利な機能ですが、やはり切り替えという作業は必要なので、ブラウザで資料を見ながら作業ということができません。
僕は、家でPCを使って仕事はしませんが、テレワークをする方はかなりの恩恵があるのではないでしょうか。
何でもモニターを2つにすると生産性が40%向上するらしいです。導入しない手はないですね!
導入コストが気になる方も、時給換算して考えれば案外安いかも?って思えるんじゃないでしょうか。
以上Dell ワイドフレームレスモニター 23.8インチ S2421HSのレビューでした。
それでは、また。
コメント