iPhoneと並んで今年のスマホ市場の話題作がGoogleが発売したPixel6ではないでしょうか。
今回丁度機種変を考えていたこともあってハイエンド端末であるPixel6 Proを予約して買いました。
開封記事も書きました。
Googleがハイエンド機として出しただけあって、カメラ、液晶、動作速度などなどすべてがすばらしかったです。
少し持ち歩いてカメラで撮影したり、ゲームで遊んだり、電子書籍を読んだり、今まで使っていたスマホにはないおサイフケータイも使ってみました。
いずれも使い勝手が良く、最新機種でハイエンドは素晴らしいなと感じました。
が、購入から10日ほどで返品しました。
この記事ではPixel Proを使った感想と、後半はその返品方法について解説していきます。
返品方法を知りたい方は、目次からどうぞ。
最新機を返品したわけはサイズ
返品の最大の理由は大きさです。
僕はスマホをズボンのポケットに入れて持ち運ぶのですが、Pixel6 Proは大きすぎてポケットに突き刺さります。
自転車に乗っていると角が脚に刺さりますし、なによりズボンを選びます。
とはいえ、サイズは発売前から情報が開示されていたのでこうなることは予測できました。
実際かなりシミュレートはしました。今使っているスマホもケース込みでそれなりの大きさなので、それと比較して色々考えました。
でも、Googleの最新最強というスマホの魅力に負けて、何とかなるだろうと不安を押し切って買ってしまいました。
そして機能、性能ともに申し分ないスマホでした。
しかし、実際使用してみると、この大きさによる違和感はかなりのもので、この時はいていたズボンはポケットが深めでしたが、それでも座っているときはスマホの四隅がポケットに突き刺さっている感じがありました。
ポケットの浅いジーンズでは確実にはみ出ると思います。
おもえば、今回の機種変に求めるものとして、
- サイズ
- 高性能カメラ
- おサイフケータイ
の3つを考えていました。
にもかかわらず最新Pixelの魅力に負けて重要要素であるサイズを捨てて購入したのが悪かったのです。
Pixel6 Proは大きいのか
Pixel6 Proが大きいと書いていますが、実際は他のアンドロイド端末と比べてとびぬけて大きいわけではなく、長さならXperiaの方が長いです。
他の機種と比較すると、
- Pixel6 Pro:長さ163.9mm、幅71.5mm、厚さ8.9mmm 6.7インチ
- Galaxy S21 Ultra 5G:長さ165.1mm、幅75.6mm、厚さ8.9mm
- AQUOS R6:長さ162mm、幅74mm、厚さ9.5mm
こんな感じで最近のアンドロイド端末の高性能機種と比べてもそれほど変わりません。
Pixel6 Proが大きいというよりは、最近のアンドロイド端末の高性能機が大型化していると考えたほうが良いでしょう。
高性能カメラ、大容量バッテリーを搭載しようとするとやはりこれだけのサイズが必要になってくるのではないかと思います。
ちなみにiPhoe13 Proは、
長さ146.7mm、幅71.5mm、厚さ7.65mm
となっています。(Pro Maxだともっと大きくなりますが性能はほとんど変わらないようです。)
スマホの大きさの重要性
ここからはスマホについての持論みたいなものを書いていきます。返品方法を知りたい方は読み飛ばしてください。
サイズを捨てて購入した挙句返品した自分がこんなことを書くのも説得力がないんですが・・・今回の事で改めて大きさは重要な要素だなと感じました。
カバンに入れて持ち運ぶ人はそれほど不便は感じないと思いますが、僕のようにズボンのポケットに入れて使っている人は最近の大型スマホには難儀しているんじゃないでしょうか。
個人的には長さが155mmくらいが限界かなと感じます。モニターサイズは6.1インチくらい。
なぜこのサイズかというと、この前まで使っていたHuaweiのP30liteという機種が大きさ152mmくらいで極めて使いやすかったからです。
このP30liteは楽天モバイルからのレンタルで1月から9月まで使用していました。
9月に返却したので今現在は昨年まで使っていたMotorola motog6Plusという機種を再び使っています。
ちなみにmotog6plusはケースをつけて約165mmあります。Pixel6Proもケースをつけるとさらに数ミリ長くなります。
Pixelの使用期間が1週間にみたない短い期間だったのもありますが、正直画面サイズは6インチあれば必要十分ではないかなと感じました。
僕の使用用途のうち特に画面サイズが気になりそうなものは、ブラウジング、読書、映画鑑賞、ゲームというあたりでしょうか。
特に読書に関しては、僕は自炊した電子書籍も読むので画面サイズが小さいと読みづらくなってしまいます。(キンドルのように文字サイズは変えられないので。)
しかし、文庫本サイズの本だと、画面サイズ5.9インチでも文庫本と同じ文字サイズまで拡大しても上から下までしっかり表示できます。
映画に関してはもはや6.7と5.9インチの差はほとんど感じなかったです。テレビやPCのモニタで見るのに比べればスマホの画面サイズの差は誤差でしかないですね。
ブラウジングやゲーム関しても画面の大きさよりは画面の精細さの方が大きな違いを感じるくらいでした。
スマホの大型化は、本来の携帯して使うという機能を阻害していると感じます。
個人的には現状でも多すぎると感じてますが、これ以上の大型化は弊害しかもたらさないと思います。
Googleストア返品方法
さて、ここからはGoogleストアで購入した商品の返品方法について解説していきます。
返品できるのはGoogleストアで購入した商品のみですので、他店で購入したものは返品できません。
返品の流れ
以下詳しく解説していきます。
Googleストアの購入履歴へいく
まずはGoogleストアへいき、購入履歴を表示させます。
購入した商品の右上に「返品」とういうボタンがあるのでそれをクリックします。
「RMAステータス」とかかれた画面が出てくるので、そこで返品したい商品を選びます。
その後は指示に従って進んでいきます。
最終的に返品理由の選択が出てくるところまでいけば最後です。
返品できるのは商品到着から15日以内です。
購入した時期がホリデーシーズンの場合、返品期間が少し長くなっているようです。
詳しくはこちらからご確認ください。
Googleからメールが届く
正しく返品手続きが行われるとGooleからメールが届きます。このメールに返品するための具体的な流れが記載されています。
このメールには2つのPDFファイルが添付されています。
1つは商品返品確認伝票と呼ばれているもので、ファイル名が「RMA数字_packing_slip.pdf」となっていて、PDFを開くと上記写真のように「RMA-Googleストア」というタイトルでいくつかのバーコードが記載されています。
こちらは印刷してください。スマホ本体と一緒に箱に同梱します。
もう1つのPDFファイルは、「RMA数字_shipping_label.pdf」というファイル名で、QRコードのみが記載されています。
こちらは、発送先の情報が載っていて発送するときに読み取るためのバーコードです。
スマホから呼び出してスキャンさせることもできるので、必要な方は印刷しておくとよいでしょう。
梱包
まずは、商品を梱包します。
買ったときに送られてきた箱がある場合はそれを使うと良いでしょう。
無い場合は用意しましょう。特に指定は無いので商品が入る箱であれば何でも良いかと思います。
返品する商品の同梱品をすべて箱に入れます。
今回はスマホなので本体はもちろんケーブルや説明書なども入れます。僕はポテトチップスも一緒に入れました。
先ほど印刷したPDFファイルの用紙も同梱します。
印刷して同梱するのはRMA番号やデバイスのシリアル番号が記載されている方のPDFファイルです。
ここは間違えないように注意しましょう。
発送
すべて梱包したら発送します。
発送できるのは
• | ファミリーマート |
* | PUDO Station、ヤマトサービスセンター(”ネコピット”)も利用可能です。 |
となっています。
僕はPUDO Stationから発送したのでファミリーマートでのやり方はわかりませんが、おそらくはファミポートで手続きを行うことになるでしょう。
その際にメール添付の2つ目のPDFファイルのQRコードを読み込ませて宛先を指定する流れになると思います。
PUDO StationでもこのQRコードを読み込ませて宛先を指定しました。
PUDO Stationについてわからない方はこちら。
PUDO Stationでは、僕は一番大きいサイズのボックスに入れました。もっと小さいボックスでもよかったかもしれません。
数日後にGoogleからメールが来る
発送から数日したらGoogleからメールが来ます。
内容は払い戻しの手続きを進めているというものです。
僕の場合は、14日以内に手続きが完了する旨の記載がありました。
カードで購入した場合は上記メールから数日後に、カード会社からも払い戻しに関するメールが来ます。
Googleからのメールは上記のメール以降来ないので、カード会社からの払い戻しメールが来たら手続きは終了です。
最後に
今回初めて発売前のスマホを予約して購入しました。
結果的には返品となりましたが、色々と勉強になりました。Googleの神対応(Appleストアでも同様の返品制度は有るらしい)で、使用したにもかかわらず全額戻ってくることもできました。
最初に決めたことはなるべく変更しない方が良いということですね。
上でも書きましたが、今回の機種変は、サイズ、おサイフケータイ、高機能カメラ+長く使うためになるべく高性能機というのが条件でした。
このうち最重要なのが、サイズ、おサイフケータイでした。
今使っているMotog6Plusに替えたときにちょっと大きくてズボンのポケットに入れづらかったので、次は大きさを考慮しようと考えました。
また、おサイフケータイがあれば財布入れるカード類が減って軽くなるなと感じたのでこちらも次の機種変で必須かなと思いました。
こういう経験があったにもかかわらず、衝動的に購入を決めてしまったのは良くなかったです。(一応それなりに検討はしていましたが、今考えると購入ありきで考えていましたね(-_-;))
逆に言えば、このPixel6スマホはそれだけの魅力があるという事です。
スマホを買い替えようと考えている方で、大きくても問題ないと思えるならぜひ購入候補に入れていただきたいと思いました。
最近のアンドロイド端末は高性能機はもちろんミドルクラスの端末でも結構大きい物が多い気がします。
バッテリー容量が増えたり、高機能カメラを搭載したりするとやはり大型化せざるを得ないのでしょうかね。
そう考えるとあの大きさで高性能なスマホを出しているiPhoneはすごいなと改めて思います。
ということで、今回の機種変ではiPhoe13 Proを買うことにしました。
今回はiPhoneへ機種変更することになりましたが、7年間アンドロイドを使ってきた身としては、いつかはまたアンドロイドに戻りたい気持ちもあります。
アンドロイド勢には今後は小型化に向けて競争してほしいなと思っています。
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