半月ぶりに塗装をして、エアブラシを洗うため薄め液の入った容器を取り出そうとしたら、それは起きました。
容器を持った瞬間・・・
パキッ!!
と、何か割れるような音が。
本能でこれはやばい!と感じ、薄め液の容器を机に置きました。
そう、この音は薄め液を入れた容器から発していました。
もう一度確認するために、軽めに容器を握ってみると・・・
パキパキ
と握っているところにひびのような線が広がっていきました。
有機溶剤も入れられるPP製の容器のはずだが・・・
これが、ラッカー用の薄め液を入れた容器。
5,6年くらい前にホームセンターで買ったもので、溶剤も入れられると書いてあった気がします。材質はポリプロピレン。クレオスなどの薄め液が入っている容器もポリプロピレン。
売っている薄め液が入っている容器に比べると素材の厚みは薄いのですが、パキパキに割れるようになるとは思いませんでした。
幸いにも容器が割れて中の液体をぶちまけるということにはならないで済みました。
経年劣化だとは思いますが、数年でこんなにも劣化するものなんでしょうか・・・
プラスチックは紫外線で劣化しますが、今回の容器は有機溶剤が入っていることもあって直射日光が当たるような場所には置いていません。
部屋の明かりは当たりますが、LEDですのでそれほど強烈な紫外線が出ているとは思えませんが・・・
容器を変える
原因はわかりませんが、とりあえず容器を入れかえることにしました。
緊急避難的にでも何かいいものはないかと探していたら、丁度ガイアノーツのプロユースシンナーがあと少しで空になりそうだったので、これを空の塗料瓶に入れて、この容器に入れることにしました。
一応、プロユースシンナーと通常の薄め液は違う商品なので、しっかり乾かすことにしました。
プロユースシンナーは揮発性が高いのですぐに内部は乾きました。ただ、においが残っているし揮発した溶剤もありそうなのでさらに数時間放置。
250mlしか入らないのでギリギリでした。
空になった容器を改めて触ったら、パキパキに割れてしまいました。容器全体が相当劣化していたようでした。自然に割れる前に気づけたのは不幸中の幸いかも。
壊れた容器は500ml入る物でしたが、正直デカすぎて置き場所に難儀していました。
入れ替えた容器は250mlで丁度良い大きさです。
フタはガイアノーツから発売している別売りの物。注ぎやすくて便利です。
説明書きによると、使い終わったら通常のフタに戻すように、と書いてあります。本来はつけっぱなしで使うものではないようです。まぁ、そのまま使っちゃってますけど。
とりあえず、容器の入れ替えはできたので一安心です。
最強容器は・・・
薄め液のような溶剤の容器も定期的に入れ替えたほうが良いということを学びました。
もう一個、ガイアノーツのエアブラシマスターという溶剤が入っている物があるので、そちらも近いうちに変えたほうが良さそうです。
みなさまもたまには薄め液の容器を点検したほうが良いかもしれません。
ちなみに使ってみたらサイズ感も最適でよかったです。小分け用にガイアノーツの薄め液250mlのタイプは一つ買っておいて損はないと感じました。これと、ニードルキャップの組み合わせは最強!
それでは、また。
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