制作したガンプラはどのように保管してますか?
数が少なければ部屋に飾ることもできますが、作り続けているとそうもいかなくなります。
一番多い保管方法は、おそらくガンプラが入っていた箱に入れる方法ではないでしょうか。
MGクラスの箱だとHGが3,4個入ったりしてお得感があります(笑)
または、箱を改良してガンプラを一個一個収納するというやり方もありますね。
僕もこの例にもれず、基本的にMGの箱に何個も入れて保管していました。
ただ、この方法だと寝かせて保管するので、動かしたときに中のプラモデルが箱や他のプラモにぶつかって細いアンテナなんかは折れるんじゃないかと心配でした。(アンテナでは無いですが、改造して接着した部分がとれたことはあります)
で、寝かせるのが嫌なら
立てればいいじゃないか
という結論に至りました。
「収納」で検索して色々情報を集めまして、今回の収納方法にたどり着きました。
現時点ではまだまだプロトタイプみたいなものなのですが、案外良さそうなので紹介したいと思います。
材料
材料は大体100均で揃えることができます。
箱の中に仕切りを作って、そこにキットを入れていこうと思います。
箱はダイソーのストレージボックス。普通の段ボールタイプの物もありましたが、蓋つきのものを選べばホコリも入らないのでこちらをチョイス。
仕切り板もダイソー。セリアなどの他の100円ショップでも同じような物が売っています。個人的にはセリアの仕切り板の方がモデラーにはおすすめかも。理由は後述します。
基本的には材料はこれだけ。後は補強用にガムテープとボンドがあればできます。
上の材料だけでもできますが、それだけだと仕切り板の固定が弱いので、こんなものを用意しました。ホワイトアングルというらしいです。
100円ショップでは売っていないと思いますが、ホームセンターにおいてあります。
写真の物は少し大きめですが、これより小さいサイズもあります。値段も100円位から売ってます。
制作
制作、と言ってもほぼ箱を組み立てるだけですが。
今回買ったストレージボックスは底をこんな感じで組み立てます。これだとちょっと耐久性が心配なので、ガムテープで補強しました。
100円なのでこのストレージボックスは強度があまりありません。簡単に曲がります。
強度が欲しい場合は値段が高くなりますが、ホームセンター等で買った方が良いと思います。
先ほどのホワイトアングルを10センチ位の長さに切り分けます。
これが少し大変で、僕は何でも切れる万能ばさみを使ったのですが、うまく切れなくてバリバリ割れたりしました。
コツとしては少しずつ切れ目を入れたほうが良いみたい。
一気に切ろうとすると割れて使い物にならなくなります。
これを切り分けるのが一番難しいかも。
切り分けたホワイトアングルをストレージボックスに両面テープで貼り付けます。
ここに仕切り板を差し込んで固定します。
一応ホワイトアングル無しでも仕切ることはできますが、仕切り板と箱の強度が弱いので、横の仕切りを入れてもたわんで綺麗に仕切れなかったのでこの補強を入れることにしました。
ホワイトアングルを入れることで、仕切り板の長さが少し短くてもおさえることができます。
縦の仕切りを入れたら、横の仕切りを好きな位置に差し込んで完成です。余った仕切り板でさらに細切れに仕切ることもできます。
この大きさだとHG6個分くらいでした。がんばればもっと詰め込むこともできますが、武器などの付属品も一緒に入れているとこれくらいが妥当かなと思います。
附属品を入れることで、スキマを埋めてくれるので結構きっちり入ってくれました。
ホコリが入ると嫌なので、持ち手の穴はふさぎました。かわりにひもをボンドでつけました。
ちなみにこの紐は失敗で、プラモを入れて引っ張ったら表面が破れてしまいました。
なので、ひもは蓋のに穴を開けて、そこに通して使う方が良さそうです。後で改修しておきます。
修正したのがこちら。蓋もボンドで強化したのでひもを引っ張っても問題ありませんでした。
持ち上げるのことはできませんが、引っ張って出し入れする予定なのでこれで良いかなと。
仕切り板について補足
今回使った仕切り板ですが、僕はダイソーとセリアの物を使いました。
最初にモデラーの人はセリアがいいかもと書いたのは、素材の違いにあります。
セリアのはスチロール樹脂製、ダイソーはポリプロピレン製です。
つまりセリアの物はプラモデルと同じ素材でできています。
この仕切り板ですが、必要な長さの所で折って調整します。そうするとどうしても使わない細切れなものが出てきてしまいます。
この端材がプラモデルと同じ素材なので、塗装するときの練習に使えるのではないかと考えたわけです。
まだ試していないので確実では無いですが、カラーカード代わりに使いたいなと思っています。
接着剤では溶けていたので多分塗装もできるでしょう。
ちなみにセリアの仕切り板は表面が少しザラザラしているので光沢にはなりません。
あとは、こちらも素材の違いによると思われるのですが、セリアのスチロール樹脂製の方は、仕切りを折るときにパキパキと簡単にばらせます。
簡単にバラバラになるので、買って家に持って帰るまでに折れる可能性があります。取り扱いに注意です。
一方で、ダイソーのポリプロピレン製の方は、何度か折り曲げても切り離せず最終的にハサミでカットする必要がありました。素材に柔軟性がある感じです。
真ん中を仕切るのはダイソーの物、横に仕切るのはセリアの物と使い分けてもいいかもしれません。
あるいは真ん中の仕切りに関しては動かす必要が無いので、丈夫な厚紙で仕切り板を作ってしまうのも良いかもしれません。こちらの方が長さがきっちり作れると思います。
最後に
ガンプラの空き箱を利用するよりもコストと手間がかかるというデメリットはありますが、アンテナなどの細くとがったパーツをはずしたり保護するために囲ったりする必要がなくなるので手間をかける価値はあるかなと感じました。
収納できる数は詰め込み方次第でかなりの数が入りそうです。
ストレージボックスのデザインはシンプルでこれで揃えればスタイリッシュな見栄えになって、ちょっと片付いたお部屋に見えるかもしれません。
また、ストレージボックスはA4サイズが主流のようなので、大きさを合わせやすいというメリットもあります。高さに関しては25~30センチ位。
今回のダイソーの物は大体25センチ位でした。MGのガンダムMKⅡも余裕で収納できちゃいます。
その代わりHGを入れると高さでかなりのデッドスペースにはなりますね。ここは説明書なんかを入れておくといいのかもしれません。
手間もかからず、立てて収納するならショーケースを買うのが一番なんですが、置くところと値段が・・・
色々な収納方法があると思いますが、今回の記事が皆様の悩みの解決の一助になれば幸いです。
それでは、また。
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