機動戦士ガンダムZZに登場した機体。劇中だといまいち活躍したイメージがありませんね。シリアス要素が少ない初期に登場したせいもあって印象も薄いです。
機体はビームライフルは装備していますが、いかにも格闘用という感じで1年戦争時のギャンを彷彿とさせる感じ。
劇中に使っていたかすら覚えのないバリアブル・シールドもあります。
ちなみに説明書によるとネオ・ジオンの上級士官を「騎士」と呼ばれる場合もあったらしい。Rジャ・ジャに乗ったキャラ・スーンも上級士官だそうで。(騎士っていうのはマシュマーの事かな)
R・ジャジャは、旧ジオン公国軍のYMS-15ギャンの設計思想を受け継いで試作された機体を改修したMSとされる。その特徴は、現契機であるギャンと同じく、近接格闘を重視していた点で、それは銃剣付きビーム・ライフルや特殊な形状のビーム・サーベル、そして変更推進器の一種とも言えるバリアブル・シールドといった装備や機構からも理解できる。(説明書より一部抜粋)
R・ジャジャ:PHOTO
立ち姿
近接戦を主力とするだけあって腰のビームサーベルが目を引きます。また、両肩のバリアブル・シールドもこのMSの特徴となっています。
両肩から伸びた角部分は先端をとがらせるためにプラ棒を接着してヤスリました。残念ながら、右肩の方は取れてしまいました。
側面から。
背面から。バックパックはそれほど大きくありませんが、やはりバリアブル・シールドは目立ちます。
こうやっていみると結構バランスのいいかっこいい機体だなと思います。
右肩の先端の尖らせたプラ棒が取れました。
ザクの肩アーマーのスパイクをとがらせるのも同じようにプラ棒を接着してシャープにしていくのが定番のやり方ですが、実際にやるとなかなか難しいものです。
武器装備
近接メインの機体ですが、ビームライフルは持っています。
ビームライフルに銃剣を取り付けられるようになっています。
バリアブル・シールドは前面に持って来ることが可能。
肩パーツをぐるりと動かす必要があるので、結構大変です。
シールドではあるけれど、必要な時にサッと展開できないような気がしますが、実用性はあるのでしょうか?
説明書によると、スラスターが内蔵されているので通常時は推進装置として機能するようです。
通常は腰の鞘に納まっているビームサーベル。
鞘はエネルギーチャージャーを兼ねているそうです。他ではあまりみないタイプですね。やはりアクシズのMSは特徴的な機体が多い。
アクションベース4を使用。
ビームサーベルを構えて。
足裏の黒くなっている所は本来は肉抜き穴になっています。
今回はプラ板でふさぎました。あまり見えない所ですが、結構大きい穴だったのでふさぐことにしました。
丁度良い形に合わせるのに苦労しました。
マスキングテープを貼っておおよその形を書いたら、それをプラ板に貼って切り出し、ヤスリをかけて調整していきました。
武器はビームサーベルとビームライフル。
ハンドパーツは右用が握りタイプの一つ、左用は平手と握りタイプの2つです。ビームライフルも握りタイプで持たせるので少し違和感があります。
可動範囲。
腕は90度以上曲がりますが、脚は90度くらい。標準的なところでしょうか。
足はそれほど大きくありませんが、設置性はよいです。安定感は悪くない。
R・ジャジャのあまりパーツ。
撮影中に腕が取れたので、やられた風なポーズをとってみました。
右手にビームライフル、左にビームサーベルなんて装備もできます。
Rジャ・ジャ:塗装レシピ
- 赤部分①:クレオス・あずき色
- 赤部分②:クレオス・RLM23レッド
- 黄色部分①:クレオス・イエロー
- 黄色部分②:クレオス・黄橙色
- 関節部分・グレー部分:ガイアノーツ・メカサフヘヴィ
- 武器:ガイアノーツ・ガンメタル
仕上げにガイアカラーのExフラットクリアーつや消しを吹いています。
総評・感想
キット自体は、結構これといった特徴があるような構造は有りません。構造自体はオーソドックスで、組みやすいキットだと感じました。
合わせ目はありますが、ほとんどが段落ちモールド化していてそれほど目立ちません。塗装する前に合わせ目消しをした記憶はありませんね。武器くらい?
長く伸びた頭部のアンテナや両肩から伸びるバリアブル・シールド等バランスのいいデザインのMSだと思います。
R・ジャジャは劇中だと前半に登場するので、正直なところどういうMSだったかあまり覚えていませんでした。
実際に作って形にしてみるとなかなかおもしろいデザインをしているなと感じました。
- 足裏の肉抜き穴うめ。色をメタリックにしたのは良かった
- マスキングの塗り分け。結構うまくいった
- 塗り残しと塗り忘れ一部あり
- 組み立て中に色がはがれた
- デカール貼り忘れ(致命的)
今回はHGUCのR・ジャジャの塗装完成レビューでした。まだ作ってない方は見つけたら買いましょう!
それでは、また次回。
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