2003年発売。ナンバリングは38。
組立自体は10年近く前で、エアブラシを購入してから塗装しました。たぶん3年くらい前に塗装したもので、塗装と合わせ目消しの練習をかねて作ったものだと記憶しています。
ジム寒冷地仕様は、「寒ジム」と略されることもあるジムのバリエーション機。OVAシリーズ「起動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」で登場。サイクロプス隊と激しい戦闘を行った。
ジムのうちいわゆる後期生産型に属する機体。寒冷地仕様へのチューンとして、既存の車両や航空機などの運用ノウハウに基づき、着氷や氷結対策、各部凍結防止や防寒処理などが施されている。
メインスラスターの推力は標準的なものだが、ランドセル全体としては余裕のある設計が施されており、この構造は戦後の79C型などに採用されている。
一年戦争当時に配備された地上戦仕様機の中では破格の通信能力を持っている。(説明書より一部抜粋)
ジム寒冷地仕様:PHOTO
ジムバリエーション機の中でも結構かっこいい部類に入るんじゃないかと個人的に思っています。
マシンガンにはグレネードランチャーの射出機能もあり。
マシンガンとビームスプレーガンはどっちが強いんでしょうかね。
残念なのがマシンガンが腕に干渉するせいで、まっすぐ持たせられないこと。
ハンドパーツにマシンガンを接続して、そのハンドパーツを腕にはめ込むのが結構大変。うまく角度をつけてマシンガンと腕が干渉しない位置に調整するのに一苦労しました。
マシンガンを両手で持たせることもできます。この調整もなかなか大変ですが。
シールドは腕に開いた穴にジョイントを差込み、そのジョイントとシールドの持ち手部分に接続しています。
あと、説明書を見て気づいたのですが、関節、武器、シールドの接続パーツはABSでした。そのせいか関節部分の塗装が剥がれてしまいました。
再販されるものは変わっているとは思いますが、ちょっと注意が必要かもしれません。
シールドの接続部分。
腰のフロントアーマーの裏側はスカスカだったので、プラ板で埋めてディテールを追加してみましたが、まだまだですねぇ・・・精度もですが、デザインも残念な感じになってしまいました。
ハンドパーツは左手の平手パーツがあります。
また、ビームサーベルはクリアパーツではなく、ハンドパーツと一体化した物があります。
どこかのキットに紛れてしまったようで見つかりませんでした(-_-;)
ジム寒冷地仕様:塗装レシピ
全体に下地としてグレーサフ
- メインカラー:クレオス・グレーFS16440
- グレー部分:クレオス・ニュートラルグレー
- 関節部分:ガイアノーツ・メカサフヘヴィ
- 赤部分①:タミヤエナメル・フラットレッド
- 赤部分②:クレオス・あずき色
- 黄色部分:クレオス・イエロー
赤部分①は、頭部の赤い部分と肩の部分に使用しています。塗装後にはみ出した所をふき取るため。
仕上げにガイアカラーのExフラットクリアーつや消しを吹いています。
感想など
今回のジム寒冷地仕様は、塗装の練習の他にいくつか新しいことを試したキットでした。
フロントアーマーの裏側の穴埋めとディテールアップ、シールドの裏側や肩・脚パーツの裏側をグレー塗装、ホディパーツの後はめ加工、エナメル塗装後にふき取り、頭部クリアパーツのマスキングなどを行いました。
うまくいったものもあれば、残念な仕上がりになったものもありました。
頭部の塗装のためクリアパーツをマスキングをしましたが、クリアパーツ自体には色がつかなかったものの、淵の部分が汚くなってしまいました。
たぶん、サフ吹きから完成までマスキングを外さなかったのが原因です。
面倒がっては綺麗な作品はできませんね(-_-;)
頭部は前後のモナカ割の構造なので、合わせ目消しをするとクリアパーツを後ではめ込むことができない構造です。
なので、この時はマスキングでがんばったということでした。
他にも塗装が剥げてしまった部分もありました。稼働させるとどうしても剥げる所はでてしまいますね。
写真だとメインカラーが白っぽくに見えますが、実際はもっと暗い感じのグレーです。
背景とか照明とかの影響で明るい感じなってしまいました。撮影って難しいです。
合わせ目消しはかなりうまくできたかなと思います。
ジム寒冷地仕様は古いキットなので合わせ目は多く、胴体、脚、腕、頭部など定番の所はしっかりでてきます。可動自体もそれほど良くはなく、上でも書きましたが、マシンガンを持たせるのも少し大変です。
ジムなので構造はシンプルでパーツ数も少なく、値段も安いので色々いじれるキットではないかなと思います。手に入ればですが・・・再販してほしいですね。
あとパケ絵が個人的にかっこいいなぁと思いました。
それでは、また次回!
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