MG陸戦型ジムの素組みが完成しました。
久しぶりのMGでしたが、古いキットという事もあり比較的シンプルな作りでした。一部ビスを使ったのには、時代を感じました。
「陸戦型ジム」は、MS量産計画最初期において先行試作された量産機である。この機体は、前年度から最強のMSを目指して開発が進められていたRX-78の実働データ回収以前に試験的に量産されたため、ある程度限定された環境でしか稼働できない。ただし、少なくとも「重力下」におけるスペックはRX-78に匹敵すると言われるほど高性能な機体となっており、内装部品などは地上戦用にチューンされているため、機動性、運動性能ともに、後の本格量産型を上回っており、扱いやすくなっている。(説明書より抜粋)
MG陸戦型ジム:PHOTO
立ち姿
結構マッチョな感じがします。個人的にはこういう方が好きですね。
古いとはいえ、MGなのでかっこいいです。
武器装備
陸ジムと言えばマシンガン。100㎜マシンガンを装備。
ただ、ハンドパーツは指が可動式の物を使うので、しっかり握らせたつもりでもすぐに緩くなります。うまく持たせるのはなかなか難しいです。
改造して軸を作ってはめ込むようにするといいかもしれないです。
後ろ姿もりりしいです。
tシールドは少し小さい気もしますが、構えるといい感じ。
コックピットは上に開くタイプ。
中には、パイロットもいます。
コックピットの横にはクレーンアームがあります。
これでパイロットが乗り降りするんですね。
結構高さあるから怖そう・・・
色々な角度から撮っても結構かっこいい。
この角度だと合わせ目がよくわかります。頭部、胴体にはしっかりでてますね。
あおりで。
スーパー兵器、ロングレンジビームライフルも装備できます。専用のハンドパーツがあるのでそれを使います。
専用のハンドパーツは、手首に角度がついているので腕に干渉しないで持つことができます。
専用のハンドパーツですが、軸で固定されているわけではないのでキッチリとはホールドできません。少し動きます。
膝立ちもできました。
スコープを見る体勢はさすがに厳しかったです。
こうやって武器を持っているとすごく強そうですね。このジムが数機いるだけで戦局はだいぶ変わりそう。局地戦ではガンダムに匹敵するというのもうなずける。
もちろんビームサーベルも搭載しています。
ビームサーベルは膝の横側に収納されています。実際ここからサッと取り出せるんでしょうかね?
収納場所は左右にあるので、ビームサーベルは2本あることになります。後の量産ジムよりも優秀ですね。あっちは1本。
ミサイルランチャーも装備。こちらもハンドパーツは可動式の物を使うのでかなりゆるゆるです。うまく肩に担いで体勢を保持しています。
総評・感想
かなり古いキットという事で、合わせ目あり、ビスを使う箇所あり、武器を持たせるのが大変等々MGといえども、最近のキットと比べるとなかなか大変なところが多いです。最近のREキットの方が優秀と感じてしまいます。
そういうマイナス点はありつつも、MGという当時最上級ランクのキットだけに、モビルスーツのデザインは素晴らしいなと、古さを感じさせない完成度はさすがだと思います。
あと一つ残念なところは、成形色のオレンジがかなり明るすぎる気がしますね。説明書などの写真はすべて塗装済みなのでもっと落ち着いたカラーリングになっています。
簡単フィニッシュで仕上げるとしても、オレンジの部分だけでも塗装は必要な気がしました。
古い分お値段も控えめ、それでいて武器のバリエーションが豊富なのでお得な感じはします。まぁ、持たせるのは大変なんですが・・・
塗装したり、汚したり、いろいろ手を加えたり、手間暇かけて改造するには面白いキットではないかと思います。
以上、MG陸戦型ジムの素組みレビューでした。
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