ジム3機セット、今回はジムⅡの作成です。
単体キットだと、2011年発売でナンバリングは131。
10年以上前だともう古い部類のキットになるんですね。というか、HGUCシリーズが今でも続いていることはすごいなと改めて感じます。
一年戦争終結後、しばらくは、補充や更新に対応すべくRGM-79Cジム改の生産が継続されていた。U.C0080年代半ば以降は、各種パーツの活用や機能向上などを包括的に可能とする技術やノウハウの確立もあって、”ジムの後継機”開発が再び推進されることとなった。
かくしてRGM-79RジムⅡは、ジムをベースとした改装機として正式採用が決定した。図らずもジムⅡは、時期的に”ジム”の耐用年数や配置転換などが重なったこともあって瞬く間に生産数を増やし、ついには全てのパーツを新造するRMS-179ジムⅡの生産が決定した。
胴体
胴体部分はジムのような挟み込み構造ではなくなったので、塗装するときも作業が少し楽になりますね。
胸部の排気口は、裏に穴を開けなくても取り外しができるようになりました。
ランドセル部分。ジムよりもバーニアが増えました。
頭部
頭部はやっぱり合わせ目ができますが、ジムのときは耳?の部分も真っ二つに合わせ目になっていました。今回のジムⅡは耳の部分には合わせ目ができないように工夫されていました。これは、うれしい。
ゴーグル部分もジムのときはクリアーパーツに直接モールドが施されていましたが、ジムⅡではクリアーパーツの後ろ側にモールドがつけられています。
腕部
腕部のパーツ。パーツ数は標準的。
ジムでは1パーツだった肩パーツがモナカ構造になって合わせ目が出てしまうのが残念なところ。
腕はよく曲がりますね。
肘の部分はジムでは曲げるとポリキャップが見えましたが、ジムⅡでは見えません。キットの進化を感じられるところです。
脚部
脚部パーツの作りも標準的。ジムらしいシンプルな外観。
ジムからの進化としては、足首部分が上下に動かせるようになっています。
膝の可動も標準的。大体90度。
腰部
腰パーツ。フロントアーマーは真ん中で切断すれば左右別々に動かすこともできそう。
足を接続するパーツは別パーツ。ちょっと珍しい構造のような気がします。
と思って手持ちのキットをいくつか確認したらリバイブ百式が同じような構造でした。
こういう接続のほうが脚部のつけはずしがやりやすい気がします。
武器・シールド・ハンドパーツ
シールドはジムと同じ構造。武器はビームライフル。
ビームサーベルのクリアーパーツは2本あります。持ち手は1本しかないけどね。
このジムセットの限定のハンドパーツ。
平手パーツと握り手パーツです。
標準でも握り手パーツはありますが、そちらはビームサーベルも持てるようになっています。一方限定パーツの方は、何かをもたせるようなスキマはありません。
ポーズを取らせるなら限定パーツの方が見ためは良いですね。
HGUCジムII:仮組み完成
ジムに比べると少しモールドなどのディテールが追加されていますが、そこはかとないやられ役感は変わりません。絶妙なバランス。
バーニアも増えて出力が強化されているのがわかります。
エゥーゴカラーだと全体的に緑になります。2つ入手できるなら塗るのもあり!まぁ無理だろうけど。
ジムそうでしたが、ビームサーベルを握れるのはよいですね。
左腕でしかビームサーベルには届かないんだけど、ビームサーベル構えているポーズは右手に持っている謎。わざわざ持ち替えてるのかぁ。
ということで、左手に持たせてみました。
平手パーツが有るとポーズの幅が広がります。限定キットの特典ですな。
腕の接続部分が少し前方に引き出せるので、こういうポーズができます。逆シャアシリーズの構造が生かされている感じがします。
膝立ちはかなり厳しめ。
ビームライフルの両手持ちにも対応しています。
以上ジムⅡでした。
ジム同様シンプルなキットなので、サクサク組めます。そのわりに、見た目も可動範囲も卒がない感じにまとまっている両キットでした。
現状入手するのが非常に難しいのが残念なところです。
それでは、また。次回はジムⅢの紹介です。
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