定価は2,420円。2007年発売。ナンバリングは084。
「逆襲のシャア」シリーズのキットで発売からすでに17年!?ですが、合わせ目も少なくプロポーションも良く非常に完成度が高いキットだと感じます。
ギュネイ機は発売直後くらいに買って作ったので、それから17年でようやく姉妹機とも言えるクェス機を作ることができました。
ヤクト・ドーガは、ギラ・ドーガをベースとして、AE(アナハイム・エレクトロニクス社)のグラナダ工場で建造された。ある側面では要求スペックを十分以上にクリアしていた。
それでも、シャアの要求するスペックには及ばず、建造された2機のうち、本来、シャア総帥の乗機として赤系に下地処理されていた機体は予備機とされ、それを雛形に並行して建造されていた機体が、NT研究所出身の強化人間ギュネイ・ガスの乗機となった。
予備機は「地球寒冷化作戦」の途上でパイロットとなったクェス・エア(本名のパラヤ姓を隠すための偽名)の乗機とされた。(説明書より抜粋)
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HGUCヤクト・ドーガ(クェス機):PHOTO
カラーはレッドとライトグレーの構成。
設置性は足が大きいのもあって良好。
武器、シールドを持たせて。
ビーム・ガトリングは腕に干渉することなく持たせられるのは良い感じ。
シールドは少しバインダーに干渉するので、腕の動きが狭くなります。ちょっと取り付けもやりづらい。
あと、シールドが少し取れやすい気がします。これはギュネイ機でも感じたこと。
ビーム・ガトリングは両手持ちにすることが可能。正面に向けての両手持ちは少し厳しい。
付属の透明プラ棒を使えば、ファンネルを飛ばしているポーズを再現可能。今回はギュネイ機のプラ棒を使用しました。
2本のプラ棒をそれぞれ3等分しているからちょっと短めですかね。もう少し長くできるともっと迫力が出るかもしれない。
ビームサーベルを持たせて。
サーベルの持ちては一つしか無いので、二刀流はできません。クリアーパーツのサーベルは2本あるんだけどね~。
握り手パーツで持たせるので、左右両方に持たせることは可能。
過去に作ったギュネイ機と並べて見ました。
フォルムは変わっていません。モールドも同じ。角が違うだけ。
ギラ・ドーガとも並べてみました。ギラ・ドーガもけっこうマッシブな機体ですからね。ヤクト・ドーガにまけてないくらい大きいですね。
総帥の機体とも並べて。やっぱりサザビーは一回りくらい大きい感じ。
こうやって並べると同じ赤い機体でも全然違う赤なんだなぁって発見があります。
総評・感想
ギュネイ機とは構造がほぼ変わらないので、同じキットを2回作ってる感じですが、さすがに10年以上前の話なので、ほぼ初見みたいに作りました。
それでもこのキットの構造やフォルムに古さを感じませんでした。
もう、古いキットの部類に入りますが、合わせ目の少なさは素晴らしいなと感じます。
当時は、ヤクト・ドーガをHGUCで発売されただけでも感謝!って感じで作っていました。HGUCは旧キットよりも圧倒的にかっこよかったですからね。
今回気づいたことは、逆シャアシリーズのキットは肩の可動に引き出し機構があると思っていましたが、ヤクト・ドーガにはそれがないこと。
ギラドーガにはあったので、ヤクト・ドーガにもついているものだと思ってました。どこかの記事で逆シャアシリーズのキットには全部ついているような書き方をしてしまったのでここで訂正します。
さて、このヤクト・ドーガですが、やっぱり塗装はしたいなと思っています。
今考えているのは、スジ彫りを追加して赤いカラーの部分は光沢塗装、それ以外はつや消し仕上げ。以前シャアザクでやってみてなかなか良かったので、今回もやってみようかなと思ってます。
問題はこの赤をどれにするか。成形色の赤は結構いいなぁと思っているんですが、手持ちの赤系の塗料には無い色なんですよね。
ピンクよりの赤っぽく見えるんですが、どうなのかな。今度お店行って良さそうなのを探してみます。
説明書に配合書いてあるんですが、どうも調色はにがてで・・・
以上、ヤクト・ドーガ(クェス機)の素組みでした。
それでは、また次回。
おすすめ度:
キットはそこそこ大きいが、組立自体はそれほど難しいところもなく組みたてやすい部類に入ると思われる。合わせ目は膝の部分を除けば目立つところにはないのはかなり優秀。
色分けは細かい部分塗装が必要なところもあるが、気にしなければ素組みでも十分かっこいい。逆に言えばちょっとの手間を掛けて部分塗装をすればよりかっこよくできる優秀なキットである。
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