HGUCメッサー、2020年発売。定価2750円、ナンバリングは233。
組み立てているときから脚部や腕部が大きいなと思っていましたが、すべて組み立てると重量感がすごい。
MGクラスの大きさだよこれ。
初代ガンダムと並べた写真があるので、いかに大きさが違うか見ていただきたいです。
Me02R-F01メッサーF01型は、反地球連邦政府組織マフティーが主力機として運用したMSである。開発はアナハイム・エレクトロニクス(AE)社が担当し、AMS-119ギラ・ドーガやMSN-04サザビーなど、かつてのネオ・ジオン系列に属するMSとして完成した。
丸みを帯びた装甲形状やモノアイ、スパイク付きの肩部装甲など、ジオン系MSの意匠が色濃く見られるが、胸部のエアインテークなど、地球連邦軍系MSの構造的特徴も見て取れる。(説明書より一部抜粋)
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HGUCメッサー:PHOTO
右腕はジオン系MS特有のスパイク付き肩パーツ。
膝立ちまではできませんでした。これ以上足を曲げるとリアアーマーにぶつかって、リアアーマーが外れます。
このリアアーマーがけっこう外れやすい。そして外れると取り付けるのがちょい面倒。
と思っていましたが、
リアアーマーを可動させたら、干渉せずに膝立ちができました!
この大きさでここまでできるのはすごいです。
ただ、このリアアーマーなかなか複雑な可動をします。回転する軸がいくつかあるので、それをうまく調整しないと干渉しない位置にうごかすことができません。
リアアーマーのジョイントの可動部分は4つもあります。それぞれが違う方向に回転するので複雑な動きもできますが、全体を組み立てると色々パーツが干渉するので動かすのも一苦労。あと、もとに戻すのも大変。
ちなみに上から2番目の矢印部分の所がはずれやすいです。
武器、シールド装備。
シールドが大きいので、ボリューム感がさらにアップ!
シールドはウェポンラックとしての機能もあり、予備のエネルギーパックやビームサーベルも収納できるらしい。ビームサーベルは実際に取り付けられます。
さすがにエネルギーパックはついてません。
ビームライフルが腕に干渉しないのもポイント高い。
このメッサーは腹部の可動が異常によくて・・・
こんなに伸びます。前回の組み立て編では90度くらい曲がってましたが、さすがに他部位を接続したらそこまでは曲がりせんね。
それでもここまで腹部の可動があるキットは初めて。
バックパックのバーニアも可動があります。
バーニアを囲っているパーツが上下に開きます。
股下にはアクションベースとの接続用パーツ取り付けられます。スライドして接続するタイプ。
腹部を伸ばした状態でのポージング。こんな感じポージングは説明書にもあったので、映像の中にもあったのかもしれません。
ビームサーベルはハンドパーツに押し込んで持たせます。案外はずれません。取り外すときはちょっと大変。
二刀流も可能。
1年戦争最強MSとの比較。あまりにも大きさが違いすぎる!
横幅も高さもすべてにおいてメッサーが圧倒的すぎます。MSが大きくなりすぎてるのがよくわかります。パワーもぜんぜん違うんでしょうね。
前回作ったヤクト・ドーガとも比較してみました。
サイコミュ搭載のヤクト・ドーガよりも大きい。一般機なのにちょっと大きすぎやしませんかね。
HGだけどMGクラスの大きさ
メッサー素組み完了。
いや~でかい
お値段が3000円近いってことは、昔のMGと同じくらいだと思い出しました。この大きさもさもありなんって感じかな。
とはいえ、「閃光のハサウェイ」シリーズは主役機とライバル機がさらにぶっ飛んでるんで、それから見れば全然かわいいもの。
とくにペーネロペー。あれは頭おかしいくらいのサイズですね。箱といい完成品といい。
映画の続きの話は2024年11月現在全く音沙汰なしですが、たぶんこれ以上の新しいMSの追加はなかったんじゃないかなぁ。なので、たぶんペーネロペーをこえるぶっ飛んだキットはでてこないでしょう。
さて、このキットの良いところと気になるところをまとめてみました。
良いところ | 気になるところ |
---|---|
◯でかい! ◯よく動く ◯組み立てやすい ◯かっこいい! ◯合わせ目少ない | △可動させていると取れやすいところがある ✕ポリキャップレスで手首がゆるめ |
良いところ
でかい、のが良いかどうかはかなり個人の好みで違いそうですが、僕はこのマッチョな感じは好物ですね。
想像以上に可動すると感じましたね。新しめのキットってこともありますが、パーツの干渉もしないように設計されているんだと思います。
あと、リアアーマーの可動にはやたら力を入れていると思いました。アニメであんな可動あったかな?あったからこだわったのかな。
パーツは大きいし特に大変な組み立て部分もなく組み立てやすいと思います。かっこいいのは当然。合わせ目はたぶん頭部の上下に合わせた部分くらいかなと思います。
気になるところ
可動が優秀な分パーツが取れやすいところはありました。どうしても動かしていると外れやすいところはでてきてしまいます。
特に今回はポリキャップレスなのでなおさらかな。一番外れやすいところは、フロントアーマー、リアアーマー。
フロントアーマーは脚部をあげたりするときに動かそうとしてはずれがち。リアアーマーは動きが複雑ゆえに、グリグリ動かしているとはずれがち。
とはいえ、ポロポロというほどではないので、それほどのストレスはない、かな。
また、ポリキャップレスゆえに手首のグリップが弱く、武器をもたせると手首が下向きになります。
ボールジョイントなので、ハンドパーツがはずれることはないですが、武器をもたせると基本的に重力に負けて下向きになります。
メッサーのナンバリングが233で、次に発売されたのがリバイブ版のシャア専用ザクでした。
シャア専用ザクもポリキャップレスで、そういえばこちらも手首がユルユルだったなと思い出しました。
水性のニスを塗って関節のユルユルを治すって方法はあるので、時間が経ってひどくなっても対処の仕様はありますけどね。
以上HGUCメッサーの素組みレビューでした。
それでは、また次回。
おすすめ度:
HGUCだけどでかい。でも、よく動くし作りやすい。初心者にもおすすめのキット。
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