発売日2013年12月。定価1540円。HGUCシリーズナンバリングは167。
再販すると数日でなくなるガンプラが多い中、比較的長期間お店に残っている印象のキットですね。
F91はMGで作ったことがあるので、正直HGUCで作る気はなかったのですが、値段が安かったので購入してしまいました。
サイズが小さいしHGということで、それほど期待しないで作ったのですが、予想を裏切る良キットでした。
F91 ガンダムF91は、地球連邦軍とサナリィ(海軍戦略研究所)が推進していた”F(フォーミュラー)計画”によって開発された新規格の小型試作MSである。
トライアル機のF90Vなどを経て、MCA(マルチブル・コンストラクション・アーマー=多機能装甲)構造の採用などによって完成したF91は、”現時点でのMSの限界性能を達成”を目標に開発され、それまでの機体をはるかに凌駕する超高性能機となった。
搭載されたバイオ・コンピューターはサイコミュを発展させた次世代のデバイスで、機体がセンサーなどで得た情報をパイロットに直接伝達し、パイロットの意志を機体に反映させる機能を持つ。
(説明書より抜粋)

↑Amazonで定価以下のガンプラ検索はこちら↑
HGUC F91:PHOTO

後ろにヴェスパーがありますが、設置性は良いので自立も問題ありませんでした。

ヴェスパーの接続は単純なんですが、横から見ても安っぽさはありません。
頭部の合わせ目がやや目立つかな。

後ろ姿に関しては、色分け以外はMGとそれほど変わらないんじゃないかな。

武器類を装備。ちょいアオリ視点で。


この価格でビームシールドまでついているのはお得感あり。見た目もMGと変わらない。

ビームランチャーも当然持てます。合わせ目、部分塗装の必要箇所はめだちます。

ビームサーベルは左にも右にも持たせられます。なんなら二刀流も可能。

バズーカーは腰の部分に装着も可能。

使わないときはパーツを付けて見えなくできます。よくできてる。

最大出力モードで、ヘッドパーツも変えてヴェスパーを構えてみました。

一応トリガー部分を握らせられますが、持ち手とハンドパーツの角度を調整するのが少し大変。

最大出力モードになったときに出てくる両肩のフィンは付け替え式。


ふくらはぎの部分は可動式。それほど大きくは動きませんが。


フェイスパーツは付け替えタイプ。
頭部や胸部のバルカンは塗り分けが必要な箇所。細かいのでちょっと大変かも。

顔やバックパックのズーム。

最後にHGUCガンダムとサイズ比較。
数多くあるHGUCの中だと初代ガンダムも正直小さく感じるのですが、F91はそれよりも一回りは小さいですね。
サイズは小さくてもモールドはそこそこあり、可動範囲も良好で良いキットだなと感じました。
総評・感想
今回HGUCのF91を作ってみて最初の感想は、

ぶっちゃけこれあればMG作らんでもいいかも
ってこと。
もちろん、パーツのギミックやモールドの細かさ、色分けなんかはMGのほうが圧倒的に良いので、実際にはMGも作ったほうが良いですけど。
そう思えたくらい可動範囲や、プロポーションが優秀だと感じたわけですよ。
HGUCシリーズの少ないパーツ数で、ここまでのクオリティはすごいですわ。しかもお値段もHGUCの中でも安い部類ですしね。
全体的に合わせ目はそこそこ出るし、色分けはシールが多めかつ自分で塗る必要な所も多数あるので、完成度の高い作品にするならそれなりの手間暇はかかりますよ。
手のひらにすっぽりおさまるサイズ感結構好きですね。新シリーズでこのサイズのガンプラあってもいいなぁと思ったりしました。
最後にこのキット最大の注意点をお伝えします。


それは、ヴェスパーの接続部分。矢印の穴に接続用のパーツをいれるのですが・・・


そのパーツがこんな感じなんですが、ここが折れやすいのです。
僕はちょうど矢印部分で折れました。接着剤を使ったらうまく接着できたので事なきを得ましたが、反対側のパーツも白くなっていて気づかなければ折れていたでしょうね。


ヴェスパーを稼働させるときは、赤く塗った部分を持って動かしてはいけません。
ここを持って動かすと、先程の接続パーツに負担がかかり折れてしまいます。
なのでなるべく矢印で示した接続パーツに近いところを持って動かしましょう。
この接続部分はけっこう硬めなので、ちょっとヤスリがけをして動かしやすくしておくのも良いと思います。
ちょっと気をつけるところはあるものの全体としては良いキットです。財布にも優しい値段だし、結構入手性も良いと思います。
以上HGUCガンダムF91のレビューでした。


おすすめ度:
値段対しての完成度が圧倒的に良いキット。コスパはHGUC内でもかなり高いと思われる。
難しいところはなく、パーツ数も少ないので初心者にはおすすめ。
ヴェスパーを動かすときに破損に注意が必要だ。
↑Amazonで定価以下のガンプラ検索はこちら↑
コメント