HGUCザクⅡ改の素組みが完成しました。
今回は、パーツを切り出してヤスリがけも無しでそのまま組み立てました。一応、将来的に塗装も考えているので、シールも貼りませんでした。素のザクⅡ改をどうぞ。
MS-06FZザクⅡ改は、OVA作品「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場した量産型MSである。ザクのバリエーションの中でも最も後期に開発されたものである。
機体各所にはサブスラスターが増設され、ランドセルのメインバーニアスラスターも大型化され3基に増えている。スペック的には、エースパイロット用のS型に匹敵するスラスター出力を持ちながら、操作性はF型に準じるという隠れた名機であった。
ただし、推進剤の総積載量は変わっていないため、推力全開時の作戦遂行時間は従来の半分に過ぎないとされている。一説によれば、MS-09系(ドム系)の機体に匹敵する運動性を持っていたともいわれるが、これはその操作の容易さによるものと見ることもできる。(説明書より一部抜粋)
ザクⅡ改:PHOTOレビュー
立ち姿
思っていた以上に、かっこよくて驚きました。
写真だと明るめの、説明書に近い色にカラーになりましたが、実際はもっと暗めのカラーです。個人的にはこの素組みの暗めのカラーがかっこいいと感じました。
色々なところにスラスターがついていて、強化されたのが良くわかります。塗り分けは大変そうです。
アクションポーズ
ザクマシンガンを両手で構えることができます。ハンドパーツにはザクマシンガンを差し込むための穴があるのでしっかりホールドできます。
腕はそれほど可動範囲が広くないですが、特に無理な動きをすることもなくポージングできるのが良いです。
ザクマシンガンのグレネードランチャーは取り外しが可能。
腰の後ろにはヒートホークを差すところがあります。
説明書の写真にある格好をまねたのですが、手の向きが逆でした(;^ω^) これだと武器をとっても振りかざせないですね。
ヒートホークはザクマシンガンと違ってハンドパーツに挿し込むような構造になっていないので、簡単に外れてしまいます。振りかざしたポーズをとっても、きれいな角度にするのは難しいです。
あと、右手の持ち手は一つしかないので、人差し指がやや違和感あり。
こちらも説明書にあったポーズをまねてみました。ちょっと角度は違うけど。
やっちまったなー!!
ザクBタイプの頭部
ザクBタイプの頭部をつけてみました。
なんだか不自然なくらい頭が大きい感じがしました。
あと、横から見ると合わせ目が綺麗に肩、腕、脚にできています。
EGガンダムと比較
アレックスを持っていないので、エントリーグレードのガンダムと比較です。
スペックではザクⅡ改は高さ17.5メートルなので、ガンダムより0.5メートル低い。実際キットでもガンダムより少しだけ低いですね。
以上、ザクⅡ改のPHOTOレビューでした。
作って感じたこと
今回は、HGUCをそのまま組み立てたので、実際にはほぼ1日で完成できました。
ナンバリングは87で、200番台以降がが出ている最近からみるとかなり古いイメージがありますね。
80番台は逆シャアシリーズのキットも含まれています。
逆シャアシリーズのキットは今見ても、可動、合わせ目、プロポーションがかなり優秀だと感じます。
同時期だからといって必ずしも同じように優秀なキットになるわけではないですが、このザクⅡ改のキットに関しては比較的良いキットだと感じました。
プロポーションは良好ですし、モールドも塗り分けが必要なところがありますが、結構細かく表現されています。
脚の付け根に工夫があり、アクションポーズもそれなりに取ることもできます。
残念なところは、合わせ目が結構多い所と、ヒートホークをしっかり保持することができない所でしょうか。
せっかくアクションポーズをとれるのに、ヒートホークが安定しないので、ポージングがかなり大変です。
とはいえ、このパーツ数でかっこいい機体ができるので、週末にさくっと組み立ててプラモ作成の欲求を満たすには最適のキットだと感じました。
部分塗装をして簡単フィニッシュでも十分満足できるキットだと思います。
見かけた時はぜひ購入するのをお勧めします。
刃が太めだから耐久性抜群
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