HGUCガルスJの素組みが完成。
発売は2025年8月。定価2750円。ナンバリングは262。
開封→組み立てまではすんなり行くんですが、撮影が面倒でいつも後回しになって投稿が遅れてしまいます。なんとか改善したいところではありますが・・・

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HGUCガルスJ:PHOTO




全体的に結構マッチョな体型。
肩パーツが横に広いし、腰部もサイドアーマーがやや大きめで脚部も太め。個人的には好きなフォルムのMSです。
ちなみに目立つ合わせ目はスネの部分にできるくらいで、他は段落ちモールド処理やパーツの組み合わせでうまく消しています。

HGUCの最新キットではありますが、可動範囲はかなり狭いなという印象です。
肩周りは写真の高さまでしか上がりません。肩パーツはそこそこ上に可動するんですが、腕が水平まで上がりませんでした。
頭部は左右にはほぼ動かせないですね。上向きには少し動きます。
腰もほぼ回転はできません。腰部頭部ともに動力パイプがついているため、その影響ですね。
脚部も案外動きが制限されています。サイドアーマーが思ったより動かないためかと感じました。
動力パイプによる動きの制限はジオン系MSの宿命ですかね。
今回のキットは動力パイプは軟質樹脂ではなくPS樹脂なので柔軟性はありませんし、動力パイプが動くような遊び部分もほぼありません。


膝立ち姿もここまでが限界。
膝の可動は膝裏の脚部パーツが干渉しますし、もも部分の可動はフロントアーマーとサイドアーマーに遮られてしまいほとんど上がりません。
個人的には全体の可動はこれくらいでもあまり気にならないんですが、頭部がほとんど動かないのが気になるところ。
横とか斜めに敵がいる想定のポーズをしても頭がそっち向きでないとなんか違和感が出るんですよね。
一応そういう対策のためなのか、モノアイのシールを貼るパーツがもう一つ用意されています。とはいえ、替えパーツは一つなんで、左か右のどちらかしか選べません。

ガルスJの武器であるエネルギー・ガンを構えてみました。
両手持ちを前提とした武器みたいですが、片手持ちも可能。ミサイルも装備してます。

ちなみに説明書の画像だと左手の持ち手は内側に位置してます。
これだと右腕も内側に寄せる必要があるので、結構ギリギリ。胴体の水色部分が少し可動はしますが、それでもなかなか大変でした。
まぁ左手の持ちては360度回転するんで、どっちが正しいとかはないと思います。

肩部の矢印部分は、パーツの差し替えでミサイル・ポッドを出すことができます。

このパーツなんですが、実はカッチリハマっているわけではなくほぼ載せているだけという状態なんです。
なので、キットを逆さまにすると簡単に外れます。キットを持ち運ぶときは紛失に注意が必要です。
ここは上からパーツを差し込む必要があるので、カッチリはめちゃうと外せなくなってしまうため苦肉の策という感じですね。
ガンプラではパーツがポロポロ外れるという状態は結構ありますが、あえて簡単に外れる機構にしているというのは初めてのような気がします。

両腕とも、差し替えパーツで伸びた状態を再現できます。
腕を伸ばして何をするのかというと・・・

殴るんですよ!
アニメでもそんなシーンがあったようです。全然覚えてないけど。
しかし、MSで殴り合うとパイロットにも相当の衝撃がありそうですけど、どうなんでしょうか?

以上HGUCガルスJの素組み完成レビューでした。
まとめ
2025年10月現在で最新のHGUCということで、新しい機構があるかなと期待しましたが、特にこれといったものはありませんでした。
強いてあげれば、肩部のミサイルポッドパーツの付け替え方が斬新だったことくらい。
また、全体的に可動範囲は小さくアクロバティックなポーズは苦手。
ポリキャップは無くすべてPS樹脂で構成されています。
合わせ目は脚部のすね部分が目立つくらい。頭部のパーツが一体成型なのがすごいところ。
組み立ては特に難しいところはなくスタンダードな印象。
お値段は3000円以下で、今後はこのくらいが標準になりそう。昔のRGが同じくらいで売られていたことを考えるとだいぶ値段は上がっているのかなと感じますね。ガンプラも物価高騰には逆らえません。
マイナーな機体ゆえに、時間が経ったら入手難易度が上がりそうな予感。
以上HGUCガルスJでした。
それではまた次回。

おすすめ度:
クセのないキットだが動かす楽しみは少なめ。パーツポロリもあるので紛失には注意。
最新キットなので作りやすくかっこよく決まる。ただしポリキャップレスなので経年で関節がユルユルになる可能性あり。
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