前回は、アクリジョンのエアブラシ塗装をやってみてかなり苦労しました。
今回は、筆塗りをメインに練習しました。あと、丁度ドムの塗装をしていたのですが、バズーカに使うグレーがラッカー塗料で持っていなかったので、アクリジョンのニュートラルグレーを吹いてみました。
結論としては前回よりはうまくいった感じです。
筆塗り
筆塗りは希釈なしでぬってみました。瓶に入っている塗料をそのまま塗りました。
結論としては、希釈なしだと塗料が乾くのがかなり速くて、筆がすぐにカピカピになって塗りづらかったです。エナメル塗料のようなスーと伸びるような感じは全くないですね。
どうしても塗料が多い所と少ない所ができて、かなりムラができてしまいました。
さすがに塗りづらいので、筆に薄め液をちょっとつけて塗るようにしましたが、今度は筆が薄め液を吸収しすぎたせいか、塗った面に空気のちいさな泡ができてしまいました。
ここは自分の未熟な腕のせいだとは思いますが、適度な薄め具合がなかなか見つけられなかったですね。
乾かしつつ何度か塗り重ねましたが、結局塗装面を均一に塗ることができず、筆ムラが残ってしまいました。どうしても、濃い所とそうでない所がはっきりとでてしまいました。
このあたりは、アクリジョンうんぬんよりも自分の筆塗りの技術が足りないせいかもしれません。
塗料の凸凹な感じは戦車の塗装にいいのかもと思ったり・・
左上がニュートラルグレー、その他はタン。
その後に、水性ホビーカラーを塗ってみました。使った色はインディーブルー。
水性ホビーカラーはかなり塗料の伸びがよくて非常に塗りやすかったです。
色のムラもほぼなくきれいに塗れたと思います。(塗った素材が汚いのはご愛敬(-_-;))
アクリジョンの筆塗りもまだまだ研究と練習が必要ですが、正直アクリジョンを筆塗りする必要性はあまりないかなとも感じてはいます。
エアブラシ塗装
今回は、前回の反省を踏まえてやや濃いめに希釈しました。塗料・薄め液が2対1が良いようなので、少しトロミが残るくらいの感じで。
さらに、筆塗りでの乾燥スピードを考えて、リターダーを少し混ぜてみました。
今回は比較的きれいに塗れたのではないかなと思っています。
乾燥も前回ほど長くかからず、2回目の重ね塗りも、15分くらい乾かした程度で行いました。
パーツ数が多ければ、ラッカー塗料と同じようにインターバルなしに2回目、3回目と塗っていけるかもしれません。
乾燥中の間は、エアブラシの先端が乾燥しないように筆で薄め液を塗布しておきました。
ちょっと塗りすぎたかなという部分もあったのですが、乾いてみると問題なくきれいな表面になっていました。
乾燥後にエナメル塗料でスミ入れし、ふき取りもしましたが、塗料が剥げるようなこともありませんでした。
ラッカー塗料が乗りづらいABSパーツにも塗れるのがアクリジョンの強み一つなので、うまく塗れるようになると塗装の幅が広がりそうです。
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