REガンダムMK-Ⅲの素組みが完成しました。
1/100スケールですが、構造がそれほど複雑ではないのでストレスなく組立できます。それでいてかなりかっこよく、可動も悪くないので良キットだと思いました。
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全体的な印象はZガンダム。
背中のバックパックは百式の物に似ている気がします。顔もZガンダムに似ているんじゃないかなぁ。
MSのデザインについては説明書の解説では特に言及されていませんでしたが、ガンダムMK-Ⅱで採用されたムーバブルフレームを強化した機体で、「Z計画」に多大な影響をもたらしたらしいです。
確か百式はZガンダムのプロタイプ的な位置付けだった気がしますが、MK-Ⅲのデザインを見ているとこちらの方がプロタイプっぽく感じます。
バックパックから伸びるビームキャノンはガンキャノンみたいに水平にできるか試しましたが無理でした。そもそも構造上水平にはならないようになっています。
それ以前に頭のアンテナにぶつかって斜め45度も難しいかなというところ。
バックパックは背中の軸に差し込むだけ。すこし取れやすいような気がします。
シールドは横と正面に向けてつけられます。右腕にシールドのジョイントをつける穴があるので装着できます。
ジョイントがある分シールドと腕の間の隙間があって、正面から見ると少しバランスが悪いような気がします。
シールドの裏にはビームライフルのエネルギーパックが装着できます。上は百式の物、下はMK-Ⅱの物。
胴体部分の上部、腕との接続の所は合わせ目が良く出る所ですが、うまく別パーツぽっくデザインされています。
腕の可動について、写真のように接続部分のフレームが前にせり出す構造になっています。
というのは、こういう構造にしないと腕を水平にできないからです。
せり出さないで腕を水平にしようとするとバックパックに干渉してしまいます。
持ち手ハンドパーツもビームサーベルも2つついているので二刀流もできます。
その他の可動範囲で気になる所は、頭はあまり上向きに動きません。首回りの襟に干渉してほとんど上向きにできませんでした。
総評
2015年発売とすでに6年前のキットですが、合わせ目や可動範囲を総合するとかなりの良キットだと思います。
作っているとMGのような密度の濃い感じはないですが、モールドが結構細かく施されており、素組みでMGと並べても違和感はありません。
以前作ったビギナ・ギナやヤクトドーガもそうですが、REシリーズはデザイン的にそういう所を意識して作られているように感じます。
劇中には登場しないかなりマイナーなMSで、おそらくはそれほど売り上げは出ないんじゃないかなというMSでも1/100でキット化されるのはREシリーズの良い所。
ただ、REシリーズの再販はあまり多くないのか一般のお店では最近はほとんど見ることがありませんね。
昨今のガンプラの品薄状態と相まってかなり入手が難しくなっていると思います。
MK-Ⅲは塗装をする予定ですが、いくつか塗るキットがたまっているのでだいぶ先になりそうです(-_-;)
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