定価は3080円。発売日は2008年6月。ナンバリングは88。
ネオ・ジオン軍総帥のシャアの搭乗機の訳ですが、サイコミュ搭載MSの一つの完成形というラスボス感もあるかっこいい機体。
HGUCとしても15年前のキットとは思えない完成度です。サザビーはRGも発売されていますが、作りやすさは圧倒的にHGUCです。パーツ一つ一つが大きいので案外簡単に組み立てができちゃいます。
MSN-04サザビーは、シャアを総帥として再興したネオ・ジオンが開発したNT(ニュータイプ)専用MSであり、新生ネオ・ジオンのフラッグシップMSである。
この機体に求められたのは、まず、MSとして優秀なことで、ファンネル=ビット系の遠隔攻撃端末によるオールレンジ攻撃が可能なフルスペックNT専用機である。
サイコ・フレームの採用により、各種デバイスのさらなる高密度実装が促進され、機体のシステム全体に余裕ができた。この事は、各種アクチュエーターや装甲の強化、軽量化などのほか、機体そのものの信頼性の向上にも寄与しており、サザビーは完全に新設計のワンオフ機でありながら、並の量産機に勝るとも劣らない安定稼働を可能としている。(説明書より一部抜粋)
↑Amazonで定価以下のガンプラ検索はこちら↑
合わせ目
腕は横に合わせ目はできますが、これは果たして合わせ目に分類して良いものか?
というか、段落ちモールドになっていますかね。
膝の裏に合わせ目。膝を曲げたときに見える程度。
脚部パーツの後ろ側ですが、段落ちモールドになっているので消す必要はないかも。
ももの部分も段落ちモールドになっています。
武器はモナカ割なので、真ん中に合わせ目。いつもどおりここは消す必要がありますね。
ということで、本体には目立った合わせ目はありません。すごく優秀なキットです。
可動範囲
この首の可動がこのシリーズの特徴の一つだと個人的には思っています。思った以上に上の方へ向けるんですよね。
腕も足も大体90度くらいまで。最近のリバイブ版キットに比べると可動範囲はだいぶ狭い印象です。
上手くバランスを取れば、膝立ちはいけます。正確に言うと膝はついていなんですけど・・・(つま先立ち?)
HGUCサザビー:PHOTO
今回は、シールを張ってみました。と言ってもモノアイ、腰パーツ、シールドの3つだけしかないんですが。
シールドはやっぱりシールある方が見栄えが良いですね。ヤクト・ドーガのシールドはモールドとしてネオ・ジオンのマークが有りましが、サザビーはないんですね。ちょっと残念。
塗装するときは、別途デカールを買わないといけません。
正面からのマッチョな感じがすてき。ネオ・ジオンはヤクト・ドーガもギラ・ドーガも結構マッシブですよね。逆に連邦のジェガンは少し頼りない感じ。νガンダムはスマートな感じだし。
このあたりはMSに対する両陣営の思想の違いとかあるのかな。
ビームライフルは、ギリギリ腕と干渉しないです。
ビームアックス装備。
ビームサーベルはクリアーパーツが2つあるので、二刀流も可能。
エントリーグレードのνガンダムと比較。サザビーのほうが頭一つ大きい感じです。フィンファンネルがあればまた違う印象でしょうね。
今度はHGUCガンダムと比べてみました。さすがに大きさが全然違いますね。逆シャア時代のモビルスーツの大型化がよく分かる比較です。
色々な機能を搭載すると大きくなってしまうのは仕方ないです。キットのお値段の方も大型化してます。
衝動買いしたキットの一つ
久しぶりに行った家電量販店で発見して購入したキットです。正直買う予定はなかったのですが、眺めていたら欲しくなって買いました。
サザビーに関しては、HGUCは買わないで、そのうちRGを買おうかなぁと漠然と考えていました。むしろHGUCで買うのはνガンダムかなとも考えていました。
でもまぁ実際見てたら欲しくなるのも仕方ないですよね。
ちなみに、νガンダムの方はRGを買いました。模型屋のセールで安くなっていたのでゲットしました。
結局最初に考えていたのと、逆になってしまいました。
何度も書いていますが、HGUCの逆襲のシャアシリーズは合わせ目、プロポーション、可動範囲が優秀で発売当時はかなり感動したものです。
そもそも旧キット以来、ヤクト・ドーガやギラ・ドーガが作れるっていうのもうれしかったですね。実際この2機は早いうちに作りました。
今回サザビーを作った感想ですが、箱が大きいけれどパーツも大きいので組み立てにそれほど時間がかからないという感じです。
武器も豊富にありますし、ファンネルコンテナのギミックもありで良いキットだと思いました。
RGに比べてかなりお安く買えますし、おすすめですね。
おすすめ度:
比較的組みやすくて大型MSが作れる良キット。
↑Amazonで定価以下のガンプラ検索はこちら↑
コメント