今回でズゴッグE素組みの完成です。
ズゴックEはOVAシリーズ「ポケットの中の戦争」に出てきたモビルスーツ。ノーマルズゴックに比べると見た目が凶悪な感じがします。なぜかな?
近いうちにノーマルズゴックも作る予定なので、そうしたら並べて比較したいと思います。
定価1320円。発売は2003年8月、ナンバリングは039。
ズゴックEは、”ズゴック”が得ようとした本来のスペックをほぼ達成した機体である。ジェネレーター出力などは、先行するズゴックとほぼ同等ながら、主推進機である熱核水流ジェットの脚部への一元化など、内部構造が整理、効率化されたことで、陸上行動用スラスターの増設なども可能となり、陸戦における格闘時のレスポンスや機動性が改善されている。
さらに水中航行時は腕部、脚部の収納による整流効果の向上により、航行速度も向上しているのである。(説明書より抜粋)




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HGUCズゴックE:PHOTO

ズゴックは正面から見るより、この斜め角度のほうがかっこよく見える気がする。
この角度だと合わせ目がまったく見えない。絶妙な角度。腕は段落ちモールドなので合わせ目ではない。
で、ブログ書いてる途中で気が付きましたが、

腰パーツが前後逆!
また取り直すのは手間なのでこのままアップしてしまいます。(←横着)


まぁ、言わなければどちらが正しいかわからない・・・よね。
ジェットパックは取り外し可能。


横から見るとちょっと違和感があるかもしれない。


腕は90度まで曲がりませんでした。
全体的に可動はかなり悪いです。また、関節部分はかなりユルユルでした。特にヒジはゆるく曲げた状態を維持するのも難しいです。




水中巡航形態。アクションベースを差し込む場所は無いので寝てるようにしか見えない・・・
フレキシブルアームは再現されていますが、さすがに腕を収縮した状態にはできません。
ハイゴッグは腕を取り外して腕を短くした巡航形態にできるようですが、ズゴックEにはそういうこともできません。




旧キットと並べて。旧キットは塗装を落とそうとやすりがけの途中です。なのでかなり汚くなっています。
あと、足のパーツがどこかに行ってしまいました。なんか満身創痍な感じになってしまってますね。


旧キットのほうが胴体、足、クローが大きくてパワーがありそうです。
旧キットは胴体は真ん中に合わせ目。


全体的に見るとHGUCのほうがスマートにみえます。旧キットはちょっと胴体の横幅が大きすぎて腰部とのバランスが悪く感じます。
とはいえ、旧キットの方もモールドやディテールがHGUCとほぼ変わらず完成度は高いと思います。
ちなみに旧キットのほうが関節部分は頑丈で、かなり安定感があります。脚が片方ないのが悔やまれる。たぶんどこかのキットに混じっていると思います。捨てるはずはないし・・・


総評・感想
パーツは少ないので組み立ては簡単。腕、脚の構造が独特でやや組み立てが面倒。個体差かもしれませんが、関節は全体的にゆるめ。
古いキットなので仕方ないですが、可動も狭く少し残念な印象でした。
特筆すべき点は無いですが、昨今のガンプラの入手の困難さからいうと見かけたら運が良いという感じで買っておくのもありかと思います。
以上ズゴックEの素組みレビューでした。
まさか腰パーツの前後を間違えるという初歩的なミスをしているとは撮影時は全く気づきませんでした。今後このようなことがないよう再発防止に努める所存です。m(__)m
ちなみにズゴックEは今のところ塗装は考えていません。フレキシブルアームのパーツがこすれて塗装が禿げそうなので。
旧キットの方は塗装しようとやすりがけしていましたが、パーツが紛失してしまったからどうしようか考え中です。見つかればいいのですが・・・
それでは、また。


おすすめ度:
ズゴック好きなら買いだが、腕、脚が独特の構造なので初心者にはあまりおすすめはできない。
関節もゆるめ、可動範囲も狭い。
構造の古さは否めない。
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