シナンジュスタインの素組が完成しました。
組み立て中も結構かっこいいキットだなと感じていましたが、いよいよ完成です。
MSN-06S-2 シナンジュスタインは、サイコフレームの強度や追従性をテストするために開発された。
「スタイン01」の開発コードで呼ばれた機体は、U.C.0094、地球連邦軍所属のクラップ級「ウンカイ」で輸送中の2ユニットがネオ・ジオン残党軍「袖付き」に強奪され、1機はMSN-06Sシナンジュへと改装、組織のフラッグシップ機として運用された。
U.C0097、地球圏に飛来したユニコーンガンダム3号機フェネクスを巡る戦闘において、もう一機のシナンジュスタインが戦場に姿を現すことになる・・・
シナンジュスタイン:PHOTOレビュー
立ち姿
グレネードランチャーをビームライフルに装着。
バズーカを単体で担いでいます。ビームライフルに装着もできます。
ビームサーベルは2つついているのと、持ち手も2つあるので二刀流もできます。
アクションポーズ
シナンジュスタインは武器が豊富。ビームライフルにくっつけたり、単体で運用したりできます。
ビームライフル単体。シンプルなデザインですが、かなり出力がありそう。結構大きいです。
バズーカをビームライフルに装着して運用。さすがにここまでビームライフルに装着すると重くて手首が下に下がっていきます。この状態で長期間飾ったら確実に関節は緩くなるでしょうね。
バズーカのみを持たせることもできますが、グリップとハンドパーツが差し込む構造になっていないので、持たせてもカチっと固定はできません。
写真のように両手で持たせることもできますが、なかなか大変でした。
RGシナンジュとの比較。
ツヤツヤな輝きとど派手なレッド、そしてエングレービングの金色とゴージャスさが半端ないシナンジュと比べるとかなり地味な色合いですが、機体の情報量はRGと遜色ない感じがします。普通にかっこいい。
並べてみるとシナンジュがかなり曲線の多いデザインになっているのが改めてわかります。赤い人用に相当魔改造したんでしょうかね。
バックパックもかなり違います。シナンジュの方が出力がありそうなデザインです。プロペラントタンクはシナンジュのアイデンティティ。
このバックパックのせいで腰の部分の可動がゆるゆるになって、RGシナンジュは自立がかなり難しくなっております。
総評・感想
シナンジュスタインは映画「機動戦士ガンダムNT」に登場する機体ですが、劇中の印象は正直ほとんど無いんですよね。ネオ・ジオングとなってからの凶悪さの方が衝撃的だったせいかもしれません。
実際シナンジュスタインはコロニーでちょっと暴れた後、フェネクスのNTDで動けなくなってませんでしたっけ?
一回しか視聴してないので、いまいち覚えていません。また、機会があったら見直します。。
とはいえ、キットは非常にかっこよくできていて、立ち姿も絵になります。
RGシナンジュと比べると色分けは劣りますが、HGのシンプルな構造が逆に安定感がある印象です。バックパックもそれなりに大きいですが、しっかりと自立できますし、ポージングを撮らせてもパーツがポロリと落ちることもありませんでした。
比較的古いRGでありがちですが、RGシナンジュは超可動なのが仇となって、バックアップの重みに耐えられず腰関節は緩くなってしまったし、ポーズを取らせようと動かすとどこかしらのパーツがポロポロと外れます。
キットの特徴
シナンジュスタインはナンバリングが217と比較的新しめのキットなので、パーツ構成が合わせ目が少なくなるようにできています。目立つ合わせ目はプロペラントタンクと袖のエングレービングの所くらいです。
武器に関してはバズーカは残念ながらモナカ構造ですが、ビームライフルは合わせ目が目立たないような設計にはなっています。
ハンドパーツ、武器が豊富で色々なポージングに役に立ちます。
また、モールドやギミックなどは、RGシナンジュと遜色ないくらいの完成度の高いキットだと思います。
一方で、全塗装をしようとする場合は、まずエングレービングの塗り分けが手間がかかります。ラッカー塗料とエナメル塗料の合わせ技で比較的簡単にできるようです。
そのエングレービングの部分に合わせ目が出ているのも難易度を上げる要因かなと感じました。腕部作成の時にも書きましたが、対策なしだと、合わせ目を消した後に腕パーツにはめ込むことができません。後はめ加工のようなひと手間かける必要があります。
初めて綺麗に全塗装するという人には向いていないと感じました。逆に、そういう点も含めてレベルアップをしようという人にはおすすめかもしれませんね。
今回はHGUCシナンジュスタインの素組レビューでした。
それでは、また。
刃が太めだから耐久性抜群
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