SOUNDPEATS Truengine 3SE ワイヤレスイヤホンを購入したので使用感をレビューしたいと思います。専門家でも、マニアでもないので一般的な使用感をざっくりと書いていきます。
ちなみに私は、ワイヤレスイヤホンとカナル型というタイプのイヤホンの使用は初めてです。ですので、現在どういう使用感なのか使いやすいのか等で買うかどうか迷っている人に参考になればと思います。
こちらの商品は、アマゾンで常時大体6500円くらいで売っています。私はセールでもう少し安く買っています。
細かい性能は下記のアマゾンサイトからどうぞ。
気になりそうな性能をピックアップすると、
- イヤホン単体の使用時間は6.5時間、ケースと合わせると30時間以上
- コーデックAACとaptXに対応
- マイクのノイズキャンセリング付き
- 片方でも使える
- 取り出すとすぐにペアリング
開封
いきなりですが、こんな感じで届来ました(´・ω・`)
緩衝材なしですか・・・まぁ、壊れてはいなかったからよいですけど。
開封するとまずは本体とケースです。
その下にケーブルやイヤーピース、説明書などが入っていました。
こちらがすべての内容物。イヤーピースはシリコン製の物が3種類とコンプライのポリウレタン製の物が一つついてきます。説明書は日本語の記載もあります。ケーブルはタイプC。
後で調べたら、コンプライのイヤーピースは1000円位する物なのですね。
色々触ってみる
ケースに入れた状態。本体かケースのどちらかにマグネットがあるので、本体をケースに近づけるだけでスルッと中に入ります。それほど強力にくっついているわけではないので、取り出すのも簡単です。
見づらいですが、ケースの真ん中に4つのLEDランプがあって、これがケースの電池残量を表しているようです。
こちら本体。すでにコンプライのイヤーピースつけてます。大きさの比較に百円玉を置いてみました。
「S」のロゴがある所を、タップや長押しで再生、停止、曲送り等の操作ができます。
重量はイヤーピースをつけて6グラムくらいですね。比較の完全ワイヤレスイヤホンがなかったので、JBLのコード付きのBluetoothイヤホンと比べたら、JBLの方は17グラムでした。なので、両方でも12グラムのこちらの方が軽いですね。
本体をケースに入れて計測。
ケースの大きさ。高さは3.3センチくらい、横が7.5センチくらいです。
ケースは裏に充電用のUSBポートがついています。しっかり奥まで差しこまないと充電されない場合があります。
使用感・感想
さて、初めてカナル型のワイヤレスイヤホンを使った感想ザックリというと、
ワイヤレスイヤホンはすごいく良い、でもカナル型は自分には合わない!
SOUNDPEATS Truengine 3SEの良かったところ、悪かったところをまとめるとこんな感じ。
- 音が良い。
- 軽い。
- 接続が早い。
- コスパがいい。
- タッチ操作の反応が遅い。
- マルチポイント、マルチペアリングに対応していない。
- 本体が少し厚い。
- カナル型。
それぞれ詳しく書いていきます。
良い点
1.音が良い
音質に詳しくないので、うまく伝えられないかもしれませんが音はいいと思います。安物にありがちな曇ったような音だったり、高音がやたらと響く軽い音だったりは無いです。
全体的にクリアな音質で、低音が強いとか高音が強調されてるということもなく、またボーカルしっかり聞こえるのでバランス型のタイプではないでしょうか。
2.軽い
バッテリーが入っていてもこれだけ軽いのはすごいですね。ワイヤレスイヤホンの中では際立って軽いわけではないのかもしれませんが、初めて使う分には気になりません。
ケースに入れても軽いので、携帯性は悪くないです。むしろ、小銭がじゃらじゃら入った財布の方が重いです(笑)
ただ、ケース自体はそれなりの厚みがあるので、胸ポケットに入れて持ち運ぶのはちょっと難しいですね。本体のバッテリーが6時間は持つようなので、ケースに入れないで持ち運ぶというのもありかもしれません。
3.接続が早い
ケースから出した瞬間に接続してくれるので、いちいち電源入れて接続を待つ必要がないです。今の完全ワイヤレスは大体ついている機能ですが、実際体験するとメチャクチャ便利です。
4.コスパがいい
サウンドピーツの製品は以前から、コスパの塊と言われているくらいなので、おそらくこの製品もかなりのコストパフォーマンスだと思います。
サウンドピーツの製品は3000円くらいのヘッドセットを持っているのですが、買ったときに「この品質でこの値段で売られたら、日本のメーカーは勝てないなぁ」と感じました。
実際、SOUNDPEATS Truengine 3SEは音質はいいし、バッテリーは単体で6.5時間、ケースはやすっぽっさを感じないマットな仕上がり、1000円以上するコンプライのイヤーピースつきで6500円くらいですからね。
しかもサウンドピーツの製品はアマゾンで、よくセールをやっていてもっと安く買えるので、コンプライのイヤーピースの値段込みだとしてもかなりのコストパフォーマンスだと思います。ワイヤレスイヤホンを悩んでいる人も手を出しやすい価格です。
悪い点
1.タッチ操作の反応が悪い
触っていて一番気になったのがこの点ですね。音量を上げたり下げたりするときに触ってから音量が変化するまでに一呼吸くらい間があります。これがちょっと使いづらいかなと感じました。
また、操作の仕方が、物理ボタンでは無いのでこの間があると、「うまく触れなかったのかな?」と思ってもう一度操作すると音量が大きくなりすぎてびっくりすることがありました。
この辺りは慣れの問題もあると思うので、徐々に解消していくとは思いますが。
高級なワイヤレスイヤホンだともっと反応は良いのでしょうかね。(airPodsがちょっとほしくなりました、高いけど。)
2.マルチポイント、マルチペアリングに対応していない
この値段なので求めてはいけないのかもしれませんが、この製品の使い心地が良かったら、家の中でもPCとつないで使おうかなとも思っていたので、ちょっと残念でした。
3.イヤホンに厚みがある
このタイプのイヤホンだとこれくらいの厚みが必要となってしまう物なのかもしれませんが、前から見た時の異物感が少し気になりました。
4.カナル型
もうこれは言いがかりレベルなんですが(笑) 製品の写真見ればカナル型ってわかりますし、そういう説明もありますから。
一応、ワイヤレスイヤホンとカナル型イヤホンを同時に体験できると思ったので購入したという理由があるので、こちらもバッドポイントにいれました。ご了承ください。
なので、ここからはこの製品というよりはカナル型イヤホンのレビューになります。
ちなみにイヤホンを大別するとこの2つ。
イントラコンカ形(インイヤー型、インナーイヤー型)
インイヤー型
イントラコンカ形は耳甲介腔にはめて使用するもので、音響出力孔が外耳道近くになるように設計されたもの[2]。耳甲介腔に収まるサイズのものは1982年に開発されインイヤー型などともいい後にヘッドホン市場の大半を占めるほど一般的に普及した。
挿入形(カナル型等)
カナル型
挿入イヤホンは外耳道(ear canal)に挿入して用いるもの[2]。1999年に発売された耳孔挿入式のものは通称カナルインナー型(カナル型)という[9]。カナルインナー型(カナル型)は2002年頃から主流となった[9]。
構造上密閉型が多く、遮音性能が比較的良好なため、騒音のやや大きい場所でも音楽等を楽しめる。耳に合うかどうかは個人差があり、音質や装着感などにも大きく影響する。そのため外耳道挿入部が着脱式部品(イヤーピース)となっており、大きさの異なる複数の部品が付属する製品が多い。外耳道に挿入する部分がゴム製で摩擦が大きいものは、耳からヘッドフォンがインナーイヤー型より抜けにくくなっている。外部からの遮音性が高い反面、製品や個人差によっては、自分の鼻息、歩いたときの振動、あるいはコードの擦れ音など身体の音が顕著に増幅されてしまう欠点があり[10]、コードの擦れ音対策がなされている製品もある。近年各メーカーから相次いで販売されるようになった。また、人によっては口の開け閉めによる顎関節の動きにより密閉具合が絶えず変動するため、喋りながら使うと音量に不快な揺らぎが生じる場合がある。そのため特にスマートフォンなどハンズフリー等で用いる場合や、音楽を聴きながら歌う場合など、非常に聞き取りにくいケースや音酔いして気分が悪くなる場合がある。遮音性が高く外界の音が極端に聞こえづらいため、自動車などの接近に気付きにくく、使用者本人を危険に陥れる可能性も指摘されている
(ー引用ー
「”タイトル”」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2020年11月23日 UTC https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3)
残念ながら、私の耳にはカナル型はあまり合いませんでした。付属の3種類のイヤーピースではどれもきっちりと耳にはまらず、イヤホンが簡単にはずれてしまいました。
カナル型は耳の奥に入れて外の音を消すという機能もあるわけですが、今回は耳にうまくはまらなかったので、そういう機能も発揮できませんでした。
しかも、きっちり耳にはまっていないと音楽を聴いていても、売りである高音質が発揮できなくなってしまいます。低音がなくなり音が少し遠くで聞こえる感じになります。
3種類ある大きさのピースを変えて色々試したり、ネットでつけ方を探したりしましたが、結局だめでした。どうしてもポロリと耳から落ちてしまいました。
が、この製品の素晴らしいところはポリウレタン製のイヤーピースが付属しているところです。
このイヤーピースは指でギュッと小さくしてから耳の中に入れると、中で徐々に大きさが戻って耳にフィットするようになっています。そのおかげで、イヤホンが耳から落ちることもなくなりました。
ポリウレタン製は耳栓でも採用されているので、遮音性も非常に高く、ノイズキャンセリング機能がなくてもかなり外の音を消してくれます。
通勤電車内では音楽を流していてもそれほど大きな音にしなくてもしっかり聞こえました。外を歩いて試したら、気のざわめく音はほぼ聞こえませんでした。
その分歩きながらつけていると危険でもあります。ランニングでも使いたかったのですが、ちょっと危ないのでやめることにしました。この点は残念な所かな。
長くなりましたが、結局カナル型でもSOUNDPEATS Truengine 3SEでは、ほぼマイナスポイントではないという事になりました。(星マイナス0.5くらい)
ただ、ポリウレタンは劣化が早いので、半年もつかどうかというのはあります。劣化したらイヤーピースを買い替えるかと言われると、1000円以上出して新しいイヤーピースを買うくらいなら、新しいワイヤレスイヤホンを買うだろうなと思いますね。
最後に
最後に星5つで評価すると、3.5でした。(言いがかり的なところもあるので、本当は4。)
ワイヤレスイヤホンはたくさん種類があって迷うところですが、カナル型は全然オッケーって言いう人は試す価値はあると思います。
上でも書きましたが、アマゾンでよくセールで安くなるので、その時に購入するのがおすすめです。(私もセールで3割くらい安く買いました。)
使ってから日が浅いので、耐久性がわかりません。今後更新するかもしれません。それでは、また。
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