ヤクト・ドーガの塗装をするためまずは表面処理を行っていきます。
が、今回のキットはモールドが少ないシンプルな見た目になっているので、スジボリを追加していきます。練習も兼ねて色々試していこうと思ってます。

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下書き

まずは、スジボリの下書きをかいてみました。
スジボリのデザインはなかなかむずかしいので、ネットで色々な作品を見て参考にしました。
まぁこのまま下書きどおりにはたぶんやらないとは思います。
スジボリ

まずは、片方にスジボリをしました。同じデザインをもう片方にもスジボリしていきます。
スジボリを追加していると、こっちにも線を追加したらよいかも、となってどんどん新しい線を追加してしまいます。

最近手に入れたツール、ディバイダーを使います。ディバイダーはもともとは製図の道具ですが、これは模型用のディバイダーです。

ディバイダーで目印を付けて、ガイドテープを貼ってスジボリしていきます。
角がRになっているので少しやりづらいパーツでした。


曲線のスジボリにも挑戦。以前買った曲線用ラインテープを使ってみました。
テープが薄くてガイドにならないかなと思っていましたが、案外ずれることもなくスジボリができました。買ったときにレビュー記事を書いていましたが、使うのは久しぶりでちょっと不安ではありました。
写真右側の赤い矢印の線がラインテープを使って引いたもの。
ちなみに青い矢印の線もラインテープを使って引いたスジボリですが、ちょっと上すぎたのであとで瞬間接着剤で消す予定です。
ラインテープでスジボリをするコツですが、まずはしっかりと下書きをして、それに合わせてテープを貼るとうまくいくと思います。
曲線に貼っていくには少しずつ伸ばしながら貼っていきます。あまり角度の急な曲線は難しいですね。
スジボリをするときは、基本ですが最初は力を抜いてテープに沿って線を引いていきましょう。
じつは、ここのパーツにもディバイダーを使って一回スジボリを引いてみました。
使い方は、軸となる方をパーツの縁にそって動かします。そうすると反対側のニードルがパーツに線を引いてくれます。
ディバイダーの幅は常に一定なので、パーツの縁から均等な距離の線が引けるというわけです。
なのですが、今回の脚部のような形状のパーツは全てに同じ線を引くことができませんでした。なので、いったん引いた線は瞬間接着剤で埋めて、ラインテープで引き直しました。
このディバイダーの紹介はそのうち別記事で紹介したいなと思っています。
ヤスリがけ・洗浄
スジボリが終わったら、全体にヤスリをかけていきます。
ゲート跡、ヒケ、瞬間接着剤で埋めたところ、合わせ目消しの部分などを重点的に。
スジボリも色々追加しすぎて時間がかかりましたが、ヤスリがけもかなり時間がかかりますね。
このやすりがけの時間をもう少し早く終わらせたいんですよね。いつもここが長くてモチベが下がる。早く塗装がしたい・・・
ヤスリがけが終わったら洗浄です。超音波洗浄器で洗いました。
おおまかな汚れは落ちますけど、隅についたヤスリ粉は案外落ちません。あとでしっかり歯ブラシなどで落とします。
サフ吹き
乾いたら次はサーフェイサーを吹いていきます。
合わせ目など一見しっかり消えていそうに見えてもサフを吹くと実は全然消えてなかったりします。

今回のメインカラーは赤系の色を塗るので、そちらはピンクサフを吹きました。赤系のカラーは隠蔽力が弱いので、グレーサフだとたぶん暗めになってしまいますから。
それ以外は薄いグレーのサーフェイサーを使いました。

サーフェイサーが乾いたら確認作業。
さっそくだめなところを発見。下の矢印部分はなんか穴が空いてますね。これはゲート跡だと思います。
上の矢印は合わせめ消しの後がうっすら見えます。このくらいだとサフを吹かないと発見できません。
これ以外にももう一度表面処理をやり直す必要なところがいくつかありました。これが面倒なんだ・・・
ほんとはこのヤクト・ドーガは去年のうちに終わらす予定だったんですけどね・・・
次は塗装編になります。
それでは、また次回。

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