HGUC百式(リバイブ版)2016年発売。定価1980円、ナンバリングは200。
HGUC百式の素組みが完成しました。
組み立てから撮影までに少し間が空いてしまいましたが、無事完成です。
MSN-00100百式は、反地球連邦組織エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社が実施した「Z計画」において開発されたMSである。百式は当初、可変機であるMSN-001δ(デルタ)ガンダムとして開発が進められていた。しかし、バインダーの耐久性やムーバブル・フレームの強度などの問題が解決できず、開発は一旦中止される。だが、エゥーゴにRX-178ガンダムMK-Ⅱがもたらされたことで、Z計画は進展、それに伴い百式の開発も再開された。この結果、百式は非可変機として再設計され、完成に至った。
百式という機体名称は、M・ナガノ博士が「百年保つMS」という願いを込めてつけたことは、広く知られている。(説明書より抜粋)
HGUC百式リバイブ:PHOTO
立ち姿
光の加減で、未塗装でも輝いているようにも見えるし、そうでもない不思議な成形色なんですよね。
よく見ると、細かいラメみたいなものが混ざっていて、光を反射しています。
ただ、ヒケがものすごく目立つし、表面処理でヤスっても消えませんでした。ヒケになっている部分が透けているような感じで跡がくっきり残ります。
脚が細いので、長く見えてかなりシャープな印象を与えます。実際、スネあたりは外装が少なくフレームがむき出しなのでなおさら。
バックパックのスラスターがけっこうゆるゆるで、ビシっときまらなかったです。スラスター側とジョイントの接続がゆるい感じですね。個体差かなぁ・・・
武器装備
ビームライフルを持って立っているだけでかっこよいです。
マガジンが上についているので、ビームライフルをまっすぐ持てるのもよいです。
クレーバズーカは背中のバックパックに引っ掛けることができます。
バズーカは基本的に肩に担いで持たせます。
武器の持ち手は、握りタイプしかありませんが左右にあるので、両手で武器を持たせることができます。
膝の可動はかなり良好なので、きれいに膝立ちもできました。
ビームサーベルのクリアーパーツも2つあるので、両手にサーベルを持たせられます。
総評・感想
旧版の百式は昔見たことがあるんですが、成形色は何色だったかかなりあいまいです。イエローな感じだったような・・・いずれにしても百式というキットは素組勢にしても塗装勢にしてもなかなか鬼門のキットな印象です。
素組みだといまいちゴールド感がないし、いざ塗るとなると百式の金色ってどの金色?っていうのが長年の議論になってます。
ゴールドという色は各メーカーからかなりの種類が出ているんですよね。他にもシルバーにクリアー系を塗って金色っぽくする方法もありますし。
そういう意味では、バンダイさんも百式のカラーにはかなり悩まされているんじゃないでしょうか?(笑)
今回の百式は素組勢でも金色っぽい質感が出せる配色になっている気がします。
このキットの成形色は、光を強く当てると結構金色っぽく見えます。その代償なのか、かなりヒケが目立つカラーリングでもあります。
確か金メッキバージョンもあったような気しますが(MGだったかな?)、メッキも扱いが難しいですよね。そのままだとパーティングラインやゲート跡が残るし、塗装するとなるとメッキが邪魔になるし。
ちなみに、百式のこの派手な金色は伊達や酔狂でやっているわけではなく、ビームコーティング効果を持つ合成樹脂とのこと。(説明書より)
キットの可動域はかなり良好です。ヒジ、ヒザともにかなり曲がります。さすがリバイブ版といったところ。以前紹介したガンダムMK‐Ⅱも大変よく動きました。
Zガンダムシリーズのキットをどんどんリバイブ化していってもらいたいものです。
HGUC百式リバイブキットの素組みレビューでした。
それではまた。
おすすめ度:
百式独特のゴールド感を出すにはやはり塗装は必須。初心者には少し大変かも。
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